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発達障害の方の感覚に配慮した、持ち運び可能なモバイル避難所

time 2018/05/31

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発達障害の方の感覚に配慮した、持ち運び可能なモバイル避難所
  • 発達障害の人が落ち着ける場所はどこにありますか?
  • 外出中に発達障害の人がパニックになった場合、どのように支援すればよいですか?
  • 公共の場で発達障害の人が安心して過ごせるような製品や技術はありますか?

発達障害や失読症などの障害のある人たちに役立つ製品、世界ではじめての感覚にやさしい持ち運び可能な小部屋が発表されました。
センサリー・ヌークというこの製品は、イギリスにあるアンビスペース社とドゥ社によるものです。
周りの音を遮断し、プライバシーを確保できる、騒がしい場所において避難場所となるものです。
アンビスペース社のケビン・ホイットリーはこう言います。
「当社では、これまでの10年間、感覚に優しい革新的な製品を開発、生産してきました。
私たちは、障害のある人たちに限らず、誰もがみんなにとって便利なテクノロジーを常に探求しています。」
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センサリー・ヌークには、発達障害など感覚統合に障害がある人たちが刺激を避けて、静かに落ち着けるようにいろいろな機能や配慮が盛り込まれています。
LEDで光るチューブ、光ファイバーの光る飾りや配慮されたカーペット、狭い空間を広く見せるミラーなどです。
騒がしいまわりの環境から守り、不安のレベルを下げてくれます。
そうすることで、発達障害の人がパニックになることを防ぎ、外に出かける機会を増やすことにもつながります。
「新しいセンサリー・ヌークは、どこでも使えるように考慮したものです。
学校や公共の場所で、障害のある人たちを適切にサポートできるようします。
ドゥ社の協力があって、発達障害の人たちが楽しくレジャー活動を楽しめるようになるための、こうしたスペースとなるものを作ることができました。
センサリー・ヌークが必要なときには避難場所となることで、発達障害の人たちが他の人たちと交流することができるようになります。」
(出典・画像:英Grimsby Live
感覚に困難をかかえる方がいること。
そのために本人はもとより、家族も外出が難しくなってしまってしまうこと。
騒々しい状況から離れられる場所があれば、助かること。
こうしたことが、まず多くの方に知られていけばと願います。
発達障害の子向けの静かな部屋が空港に増える

(チャーリー)


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