- ニューアーク小学校の自閉症スペクトラムの子どもたちは楽しく過ごせているのか?
- 発達障害を持つ子どもたちが、通常の学習もできるようになるためには何が必要なのか?
- フェニックスセンターではどのようなツールや小道具を利用しているのか?
米ニュージャージー州のニューアーク小学校に通う自閉症スペクトラムの子どもたちが、いかに楽しく過ごせているかを見せてくれます。
ニューアーク公立小学校で特別支援教育を行うキャロリン・グラナートはこう言います。
「私たちの生徒たちはうまく行っています。幸せを感じていて、自ら行動しています。」
すべての子どもたちにとって、今後の自立していけるようにするためには、通常の学習もできるようにすることが必要だとキャロリンは言います。
発達障害であることで、社会的なコミュニケーションに困難を子どもたちはかかえています。
米ニュージャージー州では、42人の子どものうち一人が発達障害です。
「増加している原因ははっきりしていません。
より広く発見されるようになったり、早く対応するために幼い頃から診断をするようになったためだといわれています。」
そうキャロリンは言います。
アントニオ・ブラウンは5歳のときに発達障害と診断をされました。
「息子は以前、糸くずをたまにしてずっと遊んでいました。
私は、何が原因で息子は自分の殻に閉じこもっているのか疑問に思っていました。」
ニューアーク小学校に入るとアントニオは変わりました。
「入学したときは、息子はペンや鉛筆をずっと持っておくことができませんでした。
名前を書くこともできません。話すこともほとんどありませんでした。
しかし、今息子がこのプログラムに参加出来ています。これまでの目標を大きく超えたことです。」
そう母親のゲンドリンは言います。
別の学校のフェニックスセンター。
発達障害やその他の障害の子どもたちのための非営利団体による学校で5歳から入学でき、21歳で卒業します。
「生徒一人ひとりは、誰かの息子や娘であり、その人たちの人生にとってとても重要な存在です。
これを念頭にして、私たちがすることは全ての子の才能を発見し、それを高く評価して、生徒だけでなく家族も支援することです。」
エグゼクティブ・ディレクターのジュリー・ムーアはそう言います。
フェニックスセンターでは、ロボットやラブラドール・レトリバー、いろいろな感覚を確かめられる部屋など、さまざまなツールや小道具を利用します。
「さまざまな視覚情報を与えてくれる、バブルチューブです。
これで、彼女とのやりとりがもっとできるように、覚醒レベルをあげようと使っています。
私たちは、一人ひとり多くの生徒たちにあって、どういう治療を行うべきかを考え、行っています。」
フェニックスセンターの感覚支援のコーディネーターのニコル・ハリウェルがそう言います。
エグゼクティブ・ディレクターのジュリーはこう言います。
「発達障害やその他の障害を持っている生徒たちは、他の人と同じように人生を充実させたいと願っています。
多くの人に、そのことをを理解してもらうことも、私たちの重要な務めです。」
(出典・画像:米NJTV NEWS)
特別支援学校の授業や行事で、うちの子がニコニコして頑張っている姿を見ると、本当にうれしくなります。
本当にそれ以上のことはないくらいに。
こうした学校や先生方のおかげだと、身にしみて思います。心から感謝です。
NAOがまた活躍してましたね。
特別支援教育で活躍するNAOに会いに行く
(チャーリー)