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発達障害の子は学校に導入のVRで殻を破る

time 2017/11/03

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

発達障害の子は学校に導入のVRで殻を破る
  • 発達障害を持つ子供や大人がスーパーマーケットや道路を横断するのが恐怖なのをどうやって助けられるの?
  • バーチャル・リアリティ技術を使えば発達障害の子供がどのようにして学校生活を楽しめるようになるの?
  • 自閉症を持つ子供がパニックを起こさずに過ごせるようになるための方法は?

感覚に問題をかかえる発達障害の子にとっては、スーパーマーケットに入ったり、道路を横断したり、海で泳いだりすることがとてつもなく恐ろしくなることがあります。
しかし、ニュージーランドのクライストチャーチのある学校で、この問題に対応するためのシステムが導入されました。

特別支援学校にサムスン社のバーチャル・リアリティを体験できるゴーグルが導入されました。
10歳のキングストン・フリジンが学校生活を楽しめるようになったことはその効果を証明しています。
キングストンは学校が大嫌いでした。
母親のリトヤは、発達障害のキングストンは学校ではたくさんの苦労があったと語ります。
「パニックをたびたび起こし、床に身を投げて、泣き叫んでいました。
今はパニックを起こすことなく、幸せに過ごすことができています。」

キングストンがバーチャル・リアリティのゴーグルに慣れるまでには4ヶ月ほどかかりました。
しかし、それに見合う効果があったのです。
「僕は、ブラキオザウルスを見ているよ!草食の恐竜なんだ。
今度はティラノザウルス、レックスを見るよ。」

口元に笑みを浮かべてキングストンが言います。
このゴーグルは、デジタルの世界ではなく現実の世界へ進むため一歩になると、母親のリトヤは言います。
「息子が自分のたくさんの殻を破って出て来るのを助けてくれるんです。」
(出典・画像:ニュージーランドnewsnow

何が起きてもケガをすることもない安全な仮想の世界で、現実の世界を体験し、慣れていくことができるVRのメリットはこれまでにも多く伝えられています。
高精度のものになると個人で導入するのは費用面や利用方法に困難を伴うのでこうして学校にあったりするといいですね。どんどん増えてほしいと思います。
自閉症を体験する360度VR動画

(チャーリー)


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