- 大人がADHDを持つ場合、どんな影響があるのか?
- ADHHDの母親がいる場合、子どもの発達や子育てにどんな影響があるのか?
- ADHHDや自閉症など、複数の発達障害を持つ母親が子育てを通じて感じることは?
文章の中に「ADHD」と母親という文字があるときには、たいていはADHDの子どもの子育てについてです。
私もそれを知っています。
しかし、ADHDは子ども以上に大人にも影響を与えることを知って頂くためにお伝えします。
私は私自身がADHDの母親です。
家の床はいつも綺麗ではありません。
服をたたんで、引き出しに入れても、はみ出ています。
娘と一緒になって、私は深夜を過ぎてもマインクラフトをしています。
ときどき私は、ADHDのために飲まなくてはいけない薬の量の多さに、イライラします。
頭が落ち着くまで、頭の中で泣き叫んでいます。
しかし、どんなにひどい日でも、私は娘に愛していることを伝えます。
私は娘がいてくれることに感謝をしています。
娘は高機能自閉症です。
私がADHDであることは、娘の理解につながっていると思っています。
強い感覚に困ったり、予想していなかった変化に戸惑ったり、話されるよりも文字でのコミュニケーションが楽だったり、それは私と娘に共通しています。
夫と私がいなくなった将来のことを考えて、娘が心配して眠れない時も、私は言葉を使いません。
ただ、隣に横になって抱きしめます。
娘は、私にいろいろな質問をしてきます。
「どうして、地球の中は熱い溶岩でいっぱいなのに、地球は燃えていないのですか?」
「お母さん、自分が生きてきて、何をしているのか疑問に思うことはありますか?」
私はどんなに忙しくても、手を止めて必ず質問に答えます。
娘が知識を得ていくごとに、安全に生きていけることになると考えるからです。
毎日が完璧であることはありません。
それでもいいのです。人生は不完全であっても素晴らしいのです。
しかし、私は娘に十分にできたと思えた日は、最高の日です。
十分にできたと思えた日は、私がADHDでなければ、私はもっとよいお母さんになっただろうかと悩まないからです。
私は娘を愛しています。娘もそれを知ってくれています。
娘に十分にできたと思えれば、夕食が遅い時間になってしまっても、犬の毛の掃除をするのを忘れても、そんなこと問題ありません。
時々、私はADHDであることに負担を感じ、悪い母親だと感じることもありますが、
母の私はADHD、娘は高機能自閉症なので同じような立場であることをうれしくも思います。
私がADHDのために落ち着きがなくなったときには、娘が落ち着かせてくれます。
娘が高機能自閉症のために困っている時には、私が助けます。
同じような立場で助け合えて、うれしいことです。
(出典・画像:米sheknows)
ネガティブに一見思うことも、捉え方次第でポジティブにもなります。
ポジティブになったほうが、幸せになれるはずです。
他の親子がうらやむほどの関係だと思います。ますます楽しく、マインクラフトもして、過ごして頂きたいと思います。
(チャーリー)