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発達障害の子との買い物をゲーム化で助ける

time 2017/09/14

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の子との買い物をゲーム化で助ける
  • 発達障害の子どもが買い物に集中できる方法は何か?
  • 発達障害の子どもと一緒に買い物することの難しさを軽減する方法はあるか?
  • スーパーでの買い物を子どもと楽しくするアイデアは何か?

買い物に来る発達障害の子どもと家族のために、静かな時間を設けるスーパーなどが出てきています。
スーパーのASDAが、また新たな取り組みをはじめました。
ハッピーリトル・ヘルパーズイニシアチブは、ゲームを楽しむように、子どもが買い物をするのに役立つ買い物リストを提供するものです。
発達障害の5歳のチャーリーをもつジェニー・バーネットが作ったものです。
ジェニーは、発達障害の子どもと一緒に買い物することが簡単ではないことをよく知っています。
買い物リストにある買う物をお店の中で見つけてかごに入れていくことをゲームのようにしてくれます。
そうして店内の刺激から注意をそらしてくれます。
マジックテープで貼り付けられる商品アイテム、そしてそれを貼るリストがボートになっています。
親は商品アイテムを選んでリストに貼り付けます。
子どもが商品を買い物かごに入れたら、親はその商品アイテムの横にニコニコマークをつけます。
とても簡単なアイデアですが、買い物をする親にとって、とても助かるものになります。

このジェニーが作った買い物ゲームが好評であったため、ASDAはこのハッピーリトル・ヘルパーズイニシアチブをイギリス全国の300以上の店舗で実施することを決めました。
ASDAの各店舗で、この買物ゲームを紹介するためのイベントを実施し、役に立つと考える親たちに、この買い物ゲームのボード、ハッピーリトルセットを提供します。
ジェニーはこう言っています。
「発達障害の子どもたちと買い物をするのは、簡単でないことをよく知っています。
息子のチャーリが幼いころは、お店に来るとパニックになって、床の上に横になったりしました。
店内のあまりの騒がしさと人ごみのせいでした。
この買い物リストを作ってからは、チャーリーは買い物することに集中をして、ストレスを減らすことができました。
この買い物リストのゲームが300店以上で行われることに感激です。
私もASDAに行きました。
この買い物リストゲームを他の家族がしているのを見ることができて、とてもうれしくなりました。
たくさんの子どもたちの役に立ってほしいと思います。」

(出典・画像:英METRO

単純ですが、確かに子どもも親も楽しくなりそうです。
これは、多くのスーパーでできそうな取り組みですね。
英国のスーパー、ASDAはこちらでもご紹介しました。
自閉症の方向けにイギリスのスーパーがはじめたこと

(チャーリー)


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