- 音楽を通じてコミュニケーションを図ることは可能か?
- 発達障害や視覚障害を持つ人でも音楽の才能を伸ばすことは可能か?
- SNSを活用して自分の才能を広めることは可能か?
楽譜を見たり、書いたりすることができない17歳の発達障害の女の子が素晴らしい歌声でファンを魅了しています。
12歳のときに発達障害と診断されたアシュリー・ファガンは目も不自由です。
しかし耳で聴き、楽器を演奏したり、歌うことの妨げにはなりませんでした。
「音楽は私を本当に幸せにしてくれます。
そして、私の音楽がほかの人たちの気持ちを良くしているのなら、それは本当に素晴らしいことです。」
そうアシュリーは語ります。
アシュリーの母親のリズは、2年前に娘の才能を友だちに伝えるためのFacebookページを作りました。
どんどんそのページは人気となり、今は15000人以上のフォロワーがいます。
アシュリーが幼かった頃に、音楽がアシュリーを変えてくれることがわかったとリズは語ります。
「アシュリーが幼かった頃、私はいつも眠りにつくように音楽を演奏しました。
そして、カシオの電子ピアノをプレゼントしました。
娘は自分の演奏をまねるようになりました。
音楽を通じて、話す方法を探しているようでした。娘が始めたコミュいケーションのための方法です。
今は、テレビで音楽を聴いて、それをコピーします。」
アシュリーはアイルランドのダブリンにある自分の家の部屋で、練習を続けています。
まだ、ライプを行う勇気はありませんが、アシュリーの力強い音楽にたくさんの支持が集まっています。
「歌は何度も何度も歌って練習するので、数週間の時間がかかります。」
アシュリーはいつか、大ファンのアイドル、エド・シーランに会いたいと言います。
「エド・シーランといつか一緒に歌いたいです。
私は、丘の上の城という曲が大好きです。
何度も何度もそれを聴いています。ギターで弾くこともできます。」
ティーンエイジャーらしくアシュリーはそう語っています。
(出典・画像:英INSIDE edition)
親子で好きなこと、得意なことが見つかって、さらにその上、SNSを通じてたくさんファンができるなんて、こんなにうれしいことはないはずです。
そんなふうにいつかなれるかもしれません。
好きなこと、得意なこと一緒に見つけましょう。
(チャーリー)