- 障害のある子どもを持つ親は、どのようにして必要なサポートを受けられるのか?
- 発達障害のある人が楽しめる特別なサービスや活動にはどんなものがあるのか?
- 発達障害や自閉症の子どもが適切な教育を受けるためにはどんな選択肢があるのか?
アリソン・シャープは息子のブラッドリーが発達障害と診断をされると、息子の人生のためになることであれば何でもしたいと思いました。
「障害のある子どもを持つということは、ある意味、親は戦わなければならないということです。
適切な学校に行けるようにするために、サポートを受けるために、子どもにとって最善を尽くすことは簡単ではありません。
私は幸運でした。
今13歳の息子は、素晴らしい学校に通っていて、発達障害によっておきる症状をコントロールすることができています。
しかし、発達障害の子、誰もがそうであるわけではありません。」
アリソンは、英国自閉症教会(NAS)から支援を受けてきたことに、とても感謝をしています。
「長年に渡って、NASは支援をしてくれました。
公的な支援を受けるためのサポートや、心理学の観点からのアドバイスも受けていいます。
本当に貴重なものでした。」
「私はレッド・バス・ビストロで恩返しのようなことをしたいと思っています。」
レッド・バス・ビストロは、アリソンが息子のブラッドリーが中学生になったときに設立したバスツアーの会社です。
アリソンは何年も航空会社に勤務していました。
ケイマン諸島にいた時に、デッカーズと呼ばれる移動のレストランを見ました。
そして、2年前にここイギリスのエジンバラで、レッド・バス・ビストロを始めました。
改装されたバスは、エジンバラをめぐり、アフタヌーンティーやカクテルを提供しています。
このバスのサービスは人気となり、グラスゴーまでのツアーも行えるようになりました。
アリソンは、発達障害の人が乗って楽しめるバスツアーを行って、NASへの恩返しにしたいと考えています。
「発達障害の方には、配慮が求められます。
食べ物が食べられなかったり、騒がしいのが嫌いであったり、人混みを避けたい人もいます。
このバスでは、素晴らしい観光地をすべて調べて、静かな場所や、出される食事、音への配慮、
そして、必要なケアに対応できる特別な訓練を受けたツアーガイドが添乗します。
私は、息子のブラッドリーと何年にも渡って、支援をして頂きました。
私は本当に何か、恩返しのようなことがしたかったのです。
グラスゴー市でも、発達障害の人にやさしい都市を現在目指しています。
たくさんの発達障害の人たちにご利用頂きたいと願っています。」
(出典・画像:英GlasgowLive)
私もうちの子どもともども、特にお世話になってきた施設、学校の先生には本当に感謝いっぱいです。
恩返ししたい気持ちもよくわかります。
すごいことをしたお父さんもいます。
発達障害児の父が39億円かけ作った遊園地
(チャーリー)