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発達障害の若者たちが働くことを学ぶ古本屋

time 2017/07/24

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の若者たちが働くことを学ぶ古本屋
  • 自閉症や発達障害を持つ人たちが働くことは、どのような効果をもたらすのか?
  • 発達障害のある人たちが、自分のペースで成長し、新しいスキルを身につけるためにはどうしたらいいのか?
  • 社会全体が、発達障害のある人たちを受け入れるために何が必要なのか?

この古本屋の話は、ベストセラーの本になってもいいものです。
古書店のアームブックヌークは、発達障害者の支援組織の会長であるショーン・ノイアンたちによって発達障害の人たちが働ける機会をつくるものとして、3年前に立ち上げられました。
「自分の殻に閉じこもってばかりではいけません。
お客さんを迎えなければならないのですから。」
そうショーンは説明します。
お店のスタッフのほとんどは、発達障害の人たちです。
それぞれのスタッフには、売っている本のようにユニークな話があります。

シェイラー・サイモンはここで2年間働いています。
ここで働くまで、ほとんど話をすることはありませんでした。
「私はいつも緊張していました。ほとんど人とは話すことがありませんでした。」
ここで働くようになって、他のスタッフたちと交流することによって自分の殻から出てくることができました。
「誰にでも人生も目標は必要です。
みんな、朝は起きて何かをする必要があるのです。」
今年から娘のケルシーがお店で働くようになった母親のノイアンは3年前にオープンしたこのお店は、自閉症スペクトラムの若い人たちに、全く新しい世界を開いてくれたと語ります。
内気でまわりとのやりとりが苦手なケルシーが、今は明るくなって、自信をもって輝いていると言います。

「私もここで働くことが大好きです。」
本が大好きなケルシーもそう言います。
「お客さんが本を探しに来て、なかった場合には私は注文書を書きます。」
母親のノイアンはこう言います。
「素晴らしいことだと思います。
本当に発達障害の人たちにとって素晴らしいお店です。
彼らはここで学んで、他のところでも働けるようになります。」
この3年間で、ここで働いていた人たちの多くは、他の仕事に就くことができました。
「彼らはきちんと朝起きます。そしてシャワーを浴びて、服を着る。
そうして毎日、他の人たちに会うことができているのです。」
(出典・画像:カナダGlobal NEWS

毎日きちんと朝起きて、決まった場所に行き、たくさんの人たちと出会う。
誰にとっても、実は簡単なことではないと思います。
こういう機会があることは本当に助けになると思います。

発達障害の人たちが自信をつけ働けるホテル

(チャーリー)


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