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小さなノア・バーバはいつも、同い年のこどもよりも、本の中に出てくるキャラクターと友だちになるほうが得意でした。
ほとんどいつも、ノアと母親のダニエルが、図書館にいる姿をみつけることができます。
ノアは、本に夢中です。
しかし先週、自閉症スペクトラムでてんかんもある8歳のノアは、米カリフォルニア州のランチョクカモンガ市の二人の保安官、コリー・ビギーとダニエル・スミスと親友になりました。
ノアと家族たちが、保安官たちに出会ったのは、市が主催するコンサートに参加した時でした。
「ノア君は、私のところに来てシールをねだりました。なので憶えています。」
そうビギーは言います。
いつもは内気なノアがビギーを車の外に出して、車に乗り込んでくると、ビギーをくすぐりました。
「ノア君は、私を笑わせてくれました。
お母さんは私にお詫びしましたが、問題はありません、むしろ大歓迎でした。」
数日後、映画を観ているときにノアは保安官たちを見つけると走っていきました。
「息子は私の影と呼ばれています。というのも、私のそばを絶対に離れないからです。
しかし、その日は違いました。私がいなくなったようでした。
息子は楽しい時間を過ごしました。」
そう母親のダニエルが言います。
1時間以上の間、保安官たちはノアと一緒に遊んでくれました。スマホを貸すとノアはゲームをしました。
「それから、フリスビーを渡して遊び方を教えました。
ずっとこうして遊びました。」
他の人となかなか仲良くすることができないこともあって、息子のノアに気をかけてくれる保安官たちに、母親のダニエルは感謝をしています。
そして、感謝をしたくて写真をとりソーシャルメディアに投稿しました。
「私の息子にやさしくしてくれてどうもありがとう。」
Facebookにそう書いてあります。
「保安官の皆さんには感謝をしています。私の息子のノアだけでなく、みんな感謝をしています。」
たくさんのいいねを獲得しています。
「最近は、否定的な事を言われることも少なくありません。
こうして、私たちと一緒の時間を過ごして、遊びたいと思ってくれているのは、私たちにとってとてもうれしいことです。」
そう保安官のビギーは言います。
ノアの母親のダニエルは、保安官たちのこうした活動が知られていないと感じたため、保安官事務所に連絡をとったといいます。
「保安官たちが、すばらしいことをして、思いやりを見せてきたことには気付いていませんでした。
素晴らしいことをしてくれました。」
保安官事務所の副所長がそう語ります。
保安官のビギーたちは、再びノアに会いたいと言います。
「ノア君に連絡を取りたいと思います。」
ビギーは、地域のイベントを担当することは通常ありませんが、またノアに会えるのならそうするといいます。
「ノア君は、たくさんのエネルギーをもった、楽しい子どもです。」
(出典:米DAILY BULLETIN) (画像:Facebook)
かっこいいですね。
本当にかっこいいと思います。見た目もかっこいいですが、こんなことをしてくれたら、それはうれしいはずです。
こんなかっこいい大人になりたいものです。
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(チャーリー)