- 発達障害の子どもにヨガは有効ですか?
- 発達障害の子どもがリラックスする方法はありますか?
- ADHDや自閉症の子どもたちはヨガをどのように受け入れていますか?
米サウスカロライナ州コロンビアにあるオーティズム・アカデミーが新しいヨガのクラスを作りました。
このクラスの目的は、脳が過活動している人たちの心を癒やし、リラックスができるようにすることです。
ヨガのプロフェッショナルとなれば、得意なポーズがたくさんを持ちますが、エイタンは3つだけです。
「犬、木、船のポーズの3つです。」
エイタンはそういいます。
「あなたにもできますよ。」
高機能自閉症のエイタンのような子どもからすれば、同じヨガの練習でも、他の人とは違うようにみえているかもしれません。
「これは脳に良いはずです。ストレスを感じたら、それを取り出せます。」
発達障害の子どもには、様々な精神的、身体的な問題があります。
ヨガを行うメリットには、ストレスのコントロールができるようになること、注意力の向上、そして心を癒せることがあります。
静かな呼吸や様々な動きが、発達障害の子どもたちに魔法をかけているようです。
「多くの場合、子どもたちは落ち着かないのですが、こうしているしばらくの間はとても落ち着いています。
そして、とても楽しんでいるようでした。」
心理学のアリソン・ブラゼンデール博士がそう言います。
このオーティズム・アカデミーでは、キャンプを行ってのヨガの指導も予定しています。
このキャンプは、ADHDや高機能自閉症の子どもたちなどが、社会的なスキルを身につけ、スポーツを行うものです。
「いじめや失踪などの問題についての話もします。
そして、スポーツマンシップをもって、友だちを作ることも目的にしています。」
このキャンプでは毎日35分間、障害のある子どもたちへの指導について特別に認定されたインストラクターがヨガを教えます。
アリソン博士はこう言います。
「どれくらいできるようになるか、どれくらい落ち着けるようになるか、それ以上の収穫があるはずです。」
最初は犬、船、木のヨガのポーズができなくても、誰もが安全に楽しめるようになっています。
(出典・画像:米KGNS.tv)
Webで見かけた情報だと、米国でヨガをする人は3600万人もいるそうです。そうなると米国民の6人に一人はやっているということになります。
自分自身全くヨガをしたことはありませんが、見る限りヨガに必要な動き、そして効果を考えれば、発達障害の子どもには向いてそうな気がします。
じっとしたり静かにするのは、うちの子どもだけでなく多くのお子さんにも難しい気がしますが、ゆるい環境でそれが許されるなら一緒にやってみたいです。
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(チャーリー)