- 発達障害を持つ人でもスポーツや競技に参加できるのか?
- 発達障害のある子供に適した活動や趣味を見つけるにはどうすればよいか?
- 発達障害があることで特定のスキルや適性において有利になることはあるのか?
米ネブラスカ州全土から、200名以上の学生が高校ロデオ大会で競いました。
その中で、ワイアット・カンキーは目立っていました。
カンキーは発達障害です。
カンキーにとってそれはメリットになっています。
カンキーの家族も加わって、ロデオを教えています。
「成るべきように成る。いつも準備ができています。
あわてることや、強いこだわりをもっていることもありません。
息子のすごいところは、とにかく決してあきらめないのです。」
そう父親のディーン・カンキーが言います。
ロデオは、ワイアットが荒馬をうまく扱えるようにしているだけではありません。
日常生活によい影響を与えています。
「社会性の成長にとても役に立っています。
息子は一種の殻を破って出てくることができました。
これからの人生について、新しい見通しをもつことができました。」
ワイアットの母親、アンジー・カンキーはそう語ります。
ワイアットは発達障害であることは、よりよい人になれ、よりよい競技ができることにつながると言います。
「発達障害であることが、良い人になること、いいカウボーイになることに役立っています。」
障害があるために、もしもできないと考えるなら、ロデオを教えてくれるコーディネーターが考え直させてくれます。
「できないと決まっているわけではありません。
どんなふうにたいへんでも、どんなふうだからたいへんでも、何かがないからたいへんであっても、それは問題ではありません。
興味を持てたり、何かやりたいことをあったら、ただ前へ進みましょう。それだけです。」
高校ロデオ大会のコーディネーター、トリッシュ・ヒンリクスはそう語りました。
(出典・画像:米NBC NEBRASCA)
馬による療育はこれまでにも見てきましたが、今回は荒馬を操るロデオです。
なかなか危険だと思いますが、馬の療育と共通した効果があるのでしょう。
何よりも、発達障害であることを「障害」なんて思わないマインドを持てたことが本当に素晴らしいことだと思います。
好きなことを見つけて、ただ前に進みましょう!
キャプテン・アメリカとアベンジャーズを支える才能
(チャーリー)