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少年は父親の肩に座って、黒、青、赤、グレー、白に輝いている車を見ています。
車高を高くしたピックアップのトラックやジープなど17台が、家の近くに停まっています。
少年、テディ・デゴリアはうれしくて叫んでいました。
この日は、テディの5歳の誕生日です。テディは驚きました。
発達障害があり、モンスタートラックが大好きなテディのためのショーです。
父親のテッドが、テディを地面に降ろすと、母親のニコールも一緒になって、たくさんの車へ向かいます。
友だちも声を出して、応援してくれています。
「夢のような出来事です。
息子も、すぐには理解ができないような状況です。」
そう母親のニコールは言います。
この夢のような出来事は、SNSのおかげで実現しました。
2週間前に、ニコールはモンスタートラックや車高を上げた車について知っている人を探すためにFacebookに投稿しました。
それを見た友だちのリベックは、自分のいとこが車高を上げた車のクラブ、ゴー・ビッグ・オフロードのメンバーであることを知っていました。
リベックは、いとこのサム・ルイスに相談すると、ルイスたちは準備を始めました。
ゴー・ビッグ・オフロードはFacebookでイベントを行うことを伝えると話題となりました。
17台の車が、テディの誕生日に集まることが決まりました。
そうして、この誕生日に集まったのです。
ルイスは多くの人たちの前で語りました。
「テディ少年は驚き喜んでいました。
笑顔になってくれていました。」
テディは話すことはほとんどできません。
テディはたくさんの車を見て、腕を上げて回しています。
テディと父親のテッドはトラックに近づいて、タイヤやバンパーに触りました。
停まった1台の車に貼られているエンブレムをテッドに読んで欲しいと頼むと、
「にー、ごー、ぜろ、ぜろ」とテディは答えてくれました。
母親のニコルは、息子のテディは大好きなものについては熱心に話そうとしていると言います。
「息子は、完璧な記憶力を持っています。車の名前はすべて覚えています。」
テディは、約1年前にテレビでモンスタートラックを見て、とりこになってしまいました。
それまでも、おもちゃや車輪などが好きでしたが、これは別次元で大好きになりました。
テディは、ニコルと一緒に座って、道を走るトラックを見るのが楽しみになりました。
テディには安全に対する意識がないので、いつも見守る必要はあります。
この誕生日は、テディの興奮度合いが少し心配でした。
「孫のテディにとって、信じられないほどうれしい出来事です。
知らない人たちが、ここに来てくれて、愛を分かち合って祝福してくれています。」
そう、祖父のフランシスも言います。
トラックに乗っているアレック・ダンケルは、家族の友だちの息子が発達障害です。
そのため、喜んで1994年式のドッジ・ラムでやってきました。
「子どもたちにむけて、こういう集まりを前もっていくつか作っておくといいですね。」
ダンケルのトラックのドアを開けて、テディが乗り込んできました。
「16歳になったら、こんなトラックが欲しい?」
母親のニコルがたずねると、テディは「うん!」と答えました。
(出典・画像:米THE BUFFALO NEWS)
これは私も見たいです。
うちの子どもも車に乗るのは大好きです。
私も大好きです。家族みんなで、もっともっといろんなところに行きたいと思います。
発達障害児チャリティ・オブ・ザ・デッド
(チャーリー)