- 発達障害の子どもが社会での自信を持つ方法はありますか?
- 発達障害の子どもが他の人と交流するための良い手段は何ですか?
- 発達障害の子どもが夢を追いかけるためにはどうすればいいですか?
ファッションショーが行われました。
しかし、このファッションショーは少し違います。
5人の発達障害の子がモデルとなりました。
これまでに、きびしいいじめに会った子どもの親たちは、このイベントで子どもの生活が変わったと言います。
このイベントは、ファッション・オーナーズ・オーティズムという支援団体が開催したものです。
このイベントに参加した人にとっては、単なるファッションショーではありませんでした。
「息子を見ると、ドキドキします。」
そうマンディ・ブラウンが言います。
ブラウンの息子、パクストンは2歳の時に発達障害と診断をされました。
「息子が言葉を発することはないと、ずっと思っていました。
私を呼んでくれることなんてないと思っていました。
私を愛しているなんて言ってくれると思っていませんでした。」
5歳になったパクストンは、人とのやりとりを学び、自信もついてきました。
パクストンはこのファッションショーのモデルの一人です。
プロのモデルから3週間のトレーニングを受けました。
「息子の精神が発達するのに、すごく役にたったと思います。
他の子どもや大人との交流を助けて、新しい環境にも慣れるようにしてくれました。」
そうパクストンの母親のブラウンは言います。
発達障害の子どもの多くが深刻ないじめにあっています。そして正常ではいられないこともあります。
「私たちは、息子と友だちとでサッカーをしようとグランドに呼んで、サポートしようとしました。
しかし、子どもたちは息子をからかって、息子にとってはつらいものでした。」
そう、モデルの一人の少年の母親、アビー・ハントンは語ります。
アビーの息子のケイシーが、モデルをやってみたいと言いました。
このファッションショーは、こういう子どもたちが、やってみたいと思っていたことをやれる機会となったのです。
「息子がどこまで出来るのか、私は楽しみです。」
(出典・画像:米fox4kc.com)
できないと思わないで、まずやってみるのを応援する。
こうありたいですね。
心配したり、人への迷惑を考えたりして、なかなか簡単ではなく、勇気をもったり、我慢しなければならないことも多いですけれど。
けれど、うまくいったら、みんなうれしくなるはずです。そして、そのうれしさはずっと役に立ってくれるものです。
この方も服が大好きで、デザイナーになりました。
自閉症デザイナーが伝える真に取り組める力
(チャーリー)