- 自閉症の人が日常生活で独立するためのスキルをどのように練習できますか?
- バーチャル・リアリティはどのように作業療法に役立ちますか?
- 現実世界でのスキルを仮想空間でどのように学べますか?
VR(バーチャル・リアリティ:仮想現実)での自閉症の作業療法のプロジェクトがあります。
Virtual Reality & Occupational Therapy
(画像はこのサイトにあるものを利用)
日常的な所へ行く”仮想体験”を通じて、自立を支援しようとするものです。
最初に作られた仮想体験は、スーパーでの買い物。
与えられたリストにある品物をスーパーの中で探すものです。
スーパーの中の表示を見て、区分けされている商品棚を理解して、
困ったら店員さんに聞いて、レジに行って支払いを済ませるまでを行います。
これまでの作業療法士と1対1でのコミュニケーション療法を補うもので、
現実の世界に飛び込む前に、現実世界で必要となるスキルを身につけるための練習を安価に継続的に行える仮想体験を提供するのがこのプロジェクトの目標です。
スマホとGoogleが提供している段ボールのメガネのVRを利用することで安価を実現しています。
より現実に近くなってきた最近のVRでは、エンターテイメント利用だけではなく、現実世界の練習場にも使えるようになってきたんですね。
どこまでも行っても仮想現実で現実ではありませんが、危険がないところで、継続的に練習をできるのは安心でよいですよね。それに安価なものなので、遠くないうちに利用できることを期待しています。
ITを使ったこういう訓練も始まっています。
発達障害の方向けの運転免許の取得支援のプログラム
(チャーリー)