- 飛行機に乗る際、怖さや緊張を軽減するためのサポートはどのように行われているのか?
- 発達障害を持つ子どもやその家族が、航空会社や空港でどのような支援を受けられるのか?
- 発達障害を持つ子どもにとって、飛行機や空港での経験はどのような影響を与えるのか?
親切であたたかな航空会社のスタッフたちが、発達障害の子を英マンチェスター空港でのVIP待遇をして、飛行機に乗る恐怖をなくしてくれました。
8歳のルーク・ジョーンズは飛行機に乗るのがとても怖くなってしまいました。
家族で旅行をしている最中でした。
しかし、英モナーク航空のスタッフや、他の乗客たちからの思いやりとサポートのおかげで、落ち着くことができ、飛行機に乗ることができました。
ルークの母親は、モナーク空港への感謝をネットに投稿すると、それは話題となりました。
モナーク航空のCEO、アンドリュー・スワフィールドはこれを知って、ルークと家族をマンチェスター空港で見学会に招待しました。
ルークと家族たちが、次に飛行機に乗る機会に向けての準備となるようにです。
その見学会の日、ルークと兄のデイビッドのためだけの空港での見学会が行われました。
ビジターパークを訪れ、カフェでランチをして、飛行機が離陸するところを観ました。
乗務員と一緒に、コンコルドも見学しました。
ルークとデイビッドは操縦席にも座りました。
この航空会社は、英発達障害者協会からの発達障害フレンドリー賞を得るために、取り組みを行ってきました。
ルークの母親のローレンが言います。
「モナーク航空が英発達障害者協会と一緒になって、発達障害の人を理解し、親や介護する人のストレスも減らそうとしています。実際、発達障害について知って、共感することを示してくれています。
乗務員の方々のおかげで、あの時、私たちは飛行機に乗ることが出来て旅を続けることができました。
今回はこのような素晴らしい対応をしてくださって、モナーク航空とマンチェスター空港にはとても感謝をしています。
息子のルークも一生忘れることはないはずです。」
モナーク航空のサービス上級マネージャーのリアンヌ・スタントがこう言います。
「ローレンと素晴らしい家族のみなさんに、サービスが出来て感謝申し上げます。
とても素晴らしい家族で、私たちもとても素晴らしい時間を過ごすことができました。
家族の皆さんは、モナーク航空の飛行機や空港でのオペレーションを楽しんでくださいました。
マンチェスター空港のスタッフの方々の協力には、私たちも感謝をしています。」
(出典・画像:英Manchester Evening News)
素晴らしい経験になったと思います。
うちの子と一緒に飛行機で旅行するのは難しいと考えますが、
何時間も乗らない、飛ばない、そんな機会がもしあったら、乗せてあげたいです。
できるだけ、いろいろな経験をさせたいですよね。
飛行機に乗りやすくするサービスも行われています。
発達障害者家族に「空港特急手続き」始まる
(チャーリー)