- 発達障害の子どもが感覚の困難を緩和する方法はありますか?
- 特別な椅子や道具が発達障害の生徒の集中力や落ち着きを助けることはありますか?
- 学校で発達障害の子どもたちに特別な配慮をする方法はありますか?
米イリノイ州の学校の先生が発達障害の生徒の助けになるものを作りました。
エミー・メイプレットホープは、レイモンド・エリー小学校の言語療法士です。
テニスボールをくっつけて、発達障害の子の感覚の問題を助ける椅子を作りました。
ネットで話題になった、学校のFacebookへの投稿によれば、この椅子で発達障害の子にとっての感触がよくなるといいます。
この椅子は、すでに15人から20人の生徒が使っているということです。
発達障害者の支援団体のオーティズム・スピークスによると、発達障害の子どもは、感覚についてたびたび困難をかかえることがあるといいます。
ベストや毛布、そしてこのテニスボールの椅子のようなもので、生徒が落ち着くことができるといいます。
メイプレットホープはネットで見た椅子をまねて、このテニスボールの椅子を作りました。
「小学校の生徒たちがかかえている、感覚の困難を理解したいと、ずっと取り組んでいます。
生徒が座るときにかかえる困難に対処できる方法を見つけたと思っています。
この作った椅子が、生徒たちの役にたって、本当にうれしく思っています。」
最近作られた、生徒が落ち着くための部屋に、この椅子が2つ置かれています。
ベス・キエツ校長が言います。
「生徒たちの感覚においてかかえている問題は、学校でも取り上げるべき問題となったのです。
生徒たちは、社会的であり、感情をもっていて、そして立派な学生なのです。」
メイプレットホープは、生徒に合わせて椅子を作っていると言います。
「生徒たちは、じっとしていることが、今までよりもできるようになりました。
椅子に座っている間の落ち着かない気分も少なくなりました。」
(出典:米abc)(画像:Facebook)
うちの子どもも毛布やクッションが大好きです。
みんな好きだと思いますが、発達障害のある子は好きを超えて、ないと困るというくらいのようです。
息子のお気に入りの毛布を見つけるのに奮闘したお母さんもいました。
発達障害の息子が手放せない毛布をSNS入手
(チャーリー)