- 大切なものがなくなってしまったとき、どうすれば見つけることができますか?
- 発達障害の子どもがパニックになったとき、どうしたら落ち着かせることができますか?
- SNSを使ってコミュニティの協力を得る方法は何ですか?
幼いトーマス・ブランスウェイトはお気に入りのさるのぬいぐるみをショッピングセンターでなくしてしまいました。
母親のレイチェルは、家についてからそれに気づきました。
12月30日にレイチェルはFacebookに、息子の友だちである、さるのぬいぐるみを探していることを投稿をしました。すぐに1000近くもシェアをされました。
Facebookの投稿には、トーマスには発達障害があり、なくなってしまったことが理解ができていないこと、母親の私がなくなったことに気づくことができなくてとても悪かったと思っていることが書かれています。
「息子のトーマスはさるのぬいぐるみが大好きで、どこに行くにも一緒でした。
さるのぬいぐるみは、本当にトーマスの友だちなんです。
なくなってしまったことが、どんなに大変なことがわかって頂けると思います。
息子が学校ですごすことが出来ているのは、さるのぬいぐるみのおかげなんです。
パニックになった時に、さるのぬいぐるみで落ち着くことができます。
これに代わる、落ち着ける方法はありません。
さるのぬいぐるみを探しています。
息子のトーマスには発達障害があり、さるのぬいぐるみは生きていく上で大事なものとなっていました。
冗談ではなく、見つかったらお金を支払う準備も出来ています。
さるのぬいぐるみを取り戻すことが本当に必要なんです。」
投稿して次の日の12月31日に、レイチェルは再び投稿し、ショッピングセンターに戻って、探してもらったことを書いています。「自動販売機の下まで覗き込んでさがしました。」
そしてその投稿のコメントに、さるのぬいぐるみが見つかったことが書きこまれました。
「さるのぬいぐるみを見つけました!」
スザンヌ・マーティンは自分の娘が、さるのぬいぐるみを拾ったことをコメントしました。
「孫娘が今持っています。お返しする方法を教えてください。」
二日後に、さるのぬいぐるみが、戻ってきました。
レイチェルは写真とあわせてFacebookにこう投稿しています。
「Facebookは本当にすばらしい!
さるのぬいぐるみが戻ってきました!
世界中の人になんてお礼を伝えていいかわかりません。
この気持ちはわかっていただけないかもしれませんが、
みなさんのおかげです。
手伝ってくださった皆さんは天使です。
最初は無理だと思っていましたが、戻ってきて、みなさんに感謝をするばかりです。」
トーマスのもとにさるのぬいぐるみは戻りました。
もしも、あなたのお子さんのパニックを助けてくれていたおもちゃをなくしたら、
FacebookやTwitterに投稿してみましょう。
(出典・画像:英Closer)
子どもが大事にしていたもの、それも友だちのような存在がなくなってしまったら、親としては必至になります。
見つかってよかったです。
たびたびこのように、今なくなってしまって困っているものを、Facebookで手に入れることができたというニュースをよく見ます。もちろん、そうなるのは一部だとは思いますが、素晴らしいことです。まさにSNSのよさです。
Facebookで娘のお気に入りシャツを無事保護
(チャーリー)