- 発達障害を持つ子供はどのようにして不安を克服することができますか?
- 自宅学習が学校環境に適応できない子供にどのような影響を与えるのでしょうか?
- ねんどや他の創造的な活動が発達障害の子供にどのような効果をもたらしますか?
12歳の発達障害の少年は、いつもまわりに慣れることに苦労をしていました。
その少年が、ねんどでキャラクターを作って自分を伝える方法を見つけました。
「どうしてかわかりません。けれど大好きなんです。」
ジェイデン・ムーアが言います。
療法士に勧められ、ねんどで、不安をコントロールすることができるようになりました。
ムーアの母親は、ねんどをすることで息子が穏やかになることができるようになったと言います。
「学校では、ときどき家に帰りたいと興奮することもありましたが、今は落ち着けるようになりました。」
母親は、学校では息子が苦しんでいたため、2年半前から、自宅での学習を始めました。
学校にいた頃は、泣き叫ぶことも多く、暴れて自傷行為を行うこともありました。
「教室にいることが困難になり、教室では90%の時間ひとりぼっちでした。
学校を3回変えましたが、いつもそうなりました。」
そう母親は語ります。
しかし、自宅での学習に変えて、ムーアがねんどで遊び始めると、全てが変わりました。
「息子はリラックスできるようになりました。
家の外でも。
不安になっても、大丈夫になりました。」
ねんどが、今まで誰も知らなかった、ムーアの創造性を解き放ったと母親が言います。
「学校で、家族参加で絵を描くような機会があっても、参加することはできませんでした。」
今、ムーアは飼っていた猫のスクラッピーをねんどで作っています。
「その猫は初めて飼った猫でした。亡くなってしまいましたが、ベストフレンドでした。」
ムーアがそう言います。
ねんどで作ることで、悲しみも我慢できると母親が言います。
今、ムーアが作るのが好きなものは、人々にとって大事な友だちです。
その人が飼っている動物の小さなレプリカをたくさん作っています。
(画像・出典:カナダGlobal News)
親子ともに落ち着いて、過ごし生きていくための方法と時間を見つけることができて本当によかったと思います。
3回も学校を変えたこと、小さな頃も大きくなった今でも、赤い服を着ているこだわりからも、こうなるまでに多くの苦労があったと察します。
また今は、自分が楽しめるだけでなく、他の人にも喜ばれるその人が飼っていたペットをねんどで作っているとのこと。
素晴らしいですね。どんどん作って、極めていって頂きたいです。
基地にまでよばれるほど作り込みをしている男性もいます。
大佐が見たいほどの模型を作る発達障害青年
(チャーリー)