- 発達障害を持つ子供が社会的な場面で成功体験を得るための方法は?
- 発達障害のある子供が不安を減らすために家庭でできる工夫は?
- 他人が発達障害を持つ人とどのように接すればよいか?
重度の発達障害の女性がスーパーで買い物をし、レジを通すときに心あたたまることがありました。
家の近くのスーパーでレキシー・チャパは母親のカルメンの買い物を手伝っていました。
レジにはニコルがいました。
ニコルはすぐに、レキシーにレジでのスキャンをしますかとたずねました。
このちょっとした応援があって、ダウン症で発達障害のある20歳のレキシーは自分でレジを通すのをやってみました。
ニコルはレキシーが果物や野菜の重さを計るのを手伝って、レキシーは自分で、バーコードのスキャンを通すことができました。
そしてハイタッチ!
母親のカルメンが言います。
「ニコルは素晴らしい人でした。
外に出ていくのは、レキシーにとっては本当に大変なんです。
たくさんの情報で、いっぱいになってしまうのです。
ちょっとしたことで、すごく不安になってしまいます。
レジにいたニコルには何も言っていないのに、ニコルはふつうに受け入れて、理解してくれました。ご覧のとおりです。
私は感謝でいっぱいになって、立ったままになってしまいました。」
レキシーは生まれてすぐにダウン症と診断をされ、9歳になって発達障害だと診断をされました。
話すことができません。
そして、感覚障害もあります。
まわりへの不安が強くなると、手をつねったり、首、顔、胸の部分をかきむしってしまいます。
激しくなると、それで怪我をしてしまいます。
「そういった自傷につながる不安を少なくするために、これまでに行ったところや、したことをビデオや写真に撮って見せています。効果があります。
そこで何が起きるのかを予測することができれば、不安を抑えることができるからです。
これまで娘のレキシーはこのスーパーで私を手伝ってくれようとしたことはありませんでした。
全ては手伝ってくれたレジにいたニコルのおかげです。
親切なニコルがレキシーを見てくれたので、今回は今までと違って、やってみようと思ったのでしょう。
ニコルは、レキシーに直接話しかけてくれました。レキシーの通訳代わりに私に相談したりしませんでした。
ニコルは、直接、レキシーに向き合ってくれたのです。そう思います。
それがレキシーにも伝わったのです。」
(出典・画像:英Mail Online)
直接話しかけてくれなければ、距離を感じると思います。
それに直接話せば、わかってようが、わかっていまいが、うれしくなる顔を見せてくれることもあります。
ハイタッチは英語ではhigh five(ハイファイブ)と言います。ちょっとかっこいいです。
うれしい時は、もっとうれしくしてくれる魔法のハイファイブ。たくさんしたいですね。
こちらのお店には店員さんはいませんが、期待をされています。
欲しいものを取って出るだけの店AmazonGo
(チャーリー)