- 発達障害の子どもと共に楽しめるアウトドア活動はありますか?
- 発達障害の子どもがサーフィンをすることにはどんな効果がありますか?
- 発達障害への支援団体が行っている具体的な活動内容を教えてください。
ドン・アバティは毎日波に載っています。
しかし、土曜日は特別なものでした。
45歳を過ぎたウェットスーツを着たアバディが、赤と緑のコスチュームでジングルベルと赤い靴、そして帽子をかぶって、顔には白い髭をつけています。
ここでは、サーフィン療法を行う団体と近くのリッツ・カールトンホテルによって、第7回のサーフィン・サンタコンテストが行われています。
この日のコンテストでは、どれだけサンタやキャラクターになっているかを競います。
それは、発達障害の啓蒙と募金を目的としたものです。
「これは、半分は楽しみで行っていることです。もう波の良し悪しは関係ありません。」
サーフィン療法の支援をしているアバディが言います。
このサーフィン療法の団体はおよそ20年前にパスコウィッツと妻のダニエルによって始められました。
息子のイサイアが3歳の時に発達障害と診断されてからです。イサイアは今は25歳になります。
元プロサーファーのパスコウィッツは、サーフィンをして、息子と強く結びつくのを夢見ていたと言います。
息子が発達障害だとわかった時、サーフィンへの情熱を息子のイサイアと共有することができるかどうかわかりませんでした。
まだ赤ちゃんのときに、息子を海に連れていくと、驚くことがありました。
「私は、何でもできることをして、息子とつながろうとしていました。
息子は、水の中でとても楽しそうでした。
息子は穏やかになって、息子をわかることができました。」
サーフィン療法は、オーストラリアとハワイのように遠く離れた世界各地で24のフリーキャンプを開催しており、発達障害の子ども、約5,000人が毎年サーフィンをしています。
パスコウィッツは、これはすぐに結果がでるような簡単なものではないと言います。
「たくさんの不安があります。
それは発達障害の子どもを多く占めるものです。そして、違ったことがしたくないのです。
つながる、穏やかになる、そうなるまでにはプロセスが必要です。」
時には、ひとりの発達障害の子どもをサーフィンさせるのに5人以上の大人の手がかかることもあります。
「すると、魔法がかかるのです。
全ての子どもを変える水の魔法です。
子どもたちは夢中になって、そしてつながることができるのです。」
100人近くのサーファーが、このサーフィンサンタイベントに出場しました。
発達障害について知ってもらう機会となります。
「知ってもらうのによい機会になります。そしてそういった子どもたちへの見方も変わります。」
パスコウィッツが言います。
このコンテストに参加した17歳のキャメロン・ローデスは、高校のサーフィンチームの一員です。
しかし、今日は少し違っています。
「これは、すごくクールなことです。
学校でのサーフィンは勝つこと、競争です。けれど、ここでは楽しい。」
ローデスは緑色のクリスマスツリーと点滅しているライトや装飾品で飾っています。
優秀コスチューム賞をねらっていました。
賞金はは$ 500です。
このイベントの一方では、サーフボードオークションを行っており、ホテルのロビーには28枚の飾り付けられたボードが展示されていました。
募金活動、サーフコンテスト、ボードオークションの両方で、サーフィン療法のために約3万ドルが集まります。年間を通じて、この団体への募金は21万ドル以上にのぼります。
(出典・画像:米THE ORANGE COUNTY REGISTER)
サーフィンやってみたいです。子供とできたら楽しいでしょうね。
こんなサンタの格好してやったら、すごく喜んでくれそうです。
自分もすごく楽しくなるでしょう。
パスコウィッツさんが始めたことについてはこちらが詳しいです。
発達障害の子どもたちと一緒にサーフィン
(チャーリー)