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自閉症の子を危険から守るための家族が行っていること。米国

time 2024/12/11

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の子を危険から守るための家族が行っていること。米国
  • 自閉症の子どもを持つ家庭は、安全対策としてどのような方法を取るべきか?
  • 警報機やカメラ以外に、手頃な価格で実施できる安全対策は何か?
  • 水泳を習わせること以外に、どのような対策が効果的なのか?

自閉症のある3人の少年が米中央フロリダで悲しい事故死を遂げたことを受け、一部の親たちは、子どもが迷子になったり家から出て行ったりするのを防ぐため、追加の安全対策を取るようになっています。

マリア・ラミレスが玄関のドアを開けると、警報音が鳴り響きました。

「ドアを閉めると静かになりますよ」

そう、マリアは説明します。

この警報機は外に通じるすべてのドアに取り付けられています。
自閉症のある4歳の息子さんが外に飛び出そうとすると、すぐに警報が鳴り、家族に知らせてくれる仕組みです。

さらにマリアは、自宅周辺に複数のカメラを設置しており、また最近では4つのAirTagを購入しました。

こうした対策にはお金がかかるものの、夫のヨルランディ・ラミレスは、息子の安全を守るためには必要な出費だと考えています。

「ある日、近所の人と話していたら、突然息子が走り出したんです。
急いで追いかけて、腕を掴んだ瞬間、車が猛スピードで通り過ぎました」

警報機やカメラに加え、ラミレス一家の家の周りにはフェンスも設置されており、さらなる安全対策を施しています。

しかし、ラミレス夫妻は、高額な費用をかけなくても家を安全にすることは可能だと強調します。たとえば、5ドルのドアノブロックを使えば、息子さんが簡単に外に出られないようにできます。

また、米フロリダ中央大学の自閉症関連障害センターに所属するジェニファー・シシアは、子どもたちに水泳を習わせることを追加の安全対策として推奨しています。

「すべての対策を施しても万が一子どもが水辺にたどり着いてしまった場合、水泳を習得していれば、助けが来るまで浮いていられる可能性が高くなります」

ラミレス一家も、すでに息子を水泳教室に通わせています。
現在、彼らはこれらの対策を続けながら、目を離さないよう心がけることで、少しでも安全を確保しようと努めています。
しかし、これほどの対策をしても、完全に安心できるわけではないことも知っています。

(出典・画像:米WESH2

大きくなったうちの子も、機嫌がわるいと大きな声を出して走り出そうとします。

幸い、家から出て行こうとはしませんが、外にいるときは基本手をつないでいます。

自閉症の子の徘徊を防ぐために知っておくべき予防策と対応方法

(チャーリー)


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