- 発達障害をもつ子どもが学校に適応するためにはどのような支援が必要ですか?
- 発達障害をもつ子どもが友人を作るための効果的な方法はありますか?
- 子どもの将来に希望を感じるために、親としてどのようなことができるのでしょうか?
小さな小学校の校長からのあたたかな手紙が、発達障害の生徒と親に笑顔をもたらしました。
マイヒヒ小学校の校長のグレン・マクファーソンはプレゼントの小包と手紙を、生徒のカム・ユーデンのスクールバッグの中に忍び込ませました。
カムの父親、ジェイソン・ユーデンがそれを発見し、感謝をしてその手紙をTwitterで紹介しました。
このように書かれています。
「カム、あなたがここマイヒヒ小学校に来てから、あなたの態度と成長にとてもうれしく思っています。
あなたはまるで、海外から来た専門家のよう、私たちの学校にたくさんのことを教えてくれました。
この小さなプレゼントは未来のあなたに向けてのものです。
今のあなたには価値はないでしょう、けれど役に立つ時が来たら、私のところに来て、あなたが選ぶこれからのキャリアについて教えてください。
私が思うに、きっと技術に関わること、もしかするとコンピュータのプログラミングやゲームのデザインでしょうか。
もしかすると、まだ存在していない職業かもしれませんね。」
マイヒヒ小学校は、私たちの発達障害の息子をすぐに入学させてくれました。愛をもって息子を受け入れてくれています。
自宅から書き込み。
「見つけた手紙を読んだ時には、とても喜ばしく思いました。
しかし、カムは最初それをどうしていいかわかっていないようでした。
私の妻、ウェンディーが家に返ってくると、嬉し涙でいっぱいになりました。そしてカムもそうなりました。」
父親のジェイソンが言います。
10歳の息子はマイヒヒ小学校に入るまでに、5つの学校に入っています。
息子にあった、息子の未来を考えてくれるところがありませんでした。
「この学校は、息子のくせを見事に受け入れてくれて、息子への対応も全て素晴らしいのです。
息子が生まれてくる前は、息子には友だちが出来ると思っていました。
しかし、友だちは出来ませんでした。とてもつらく思いました。
しかし、今は自分のいる場所も見つけています。
息子の将来に希望を持つことができるようになりました。
私たちは、息子が自分らしくなって、人生を楽しんでほしいと願っていましたが、今はそうなることが分かりました。
グレン校長とマイヒヒ小学校のおかげです。」
「今は誰かが息子と話をしているところを見れます、すごいことです。」
マクファーソン校長は、カムに手紙と少し大きなTシャツを贈りました。
カムの学校生活がよくなってきたのを見ていたからです。
「カムのような子どもたちには、学校システムは厳しいことがあります。
発達障害の子どもたちは、そこで自分の居場所を見つけなければなりませんが、長い時間がかかってしまうことがあります。」
マクファーソン校長が言います。
「カムの学校生活が素晴らしくなって、成長していることも目にしていました。
カムは私たちの仲間です。少し考え方が違うだけです。」
コンピュータとポケモンが大好きなカムは、大きな笑顔を両手の親指を立てて、校長先生に感謝を見せています。
マクファーソン校長は、カムが大きくなってからも、本当に連絡をとってほしいと願っています。
「教育に携わっていて一番うれしいのは、子どもたちがまた学校に会いに来てくれて、どう成長したかを見せてくれることです。」
マクファーソン校長の母親は、特別支援学校の先生でした。
なので、特別支援が必要な子どもたちが直面する問題についてよく考えていました。
「母は、ダウン症の子どもたちを教えていました。
子どもの時には、母と母が教える子どもたちと一緒に、出かけたりしていました。
私は子どもたちに、ジェットスキーなどを教えてみたいです。
誰でもみんなに人生のチャンスがあるのです。」
(出典・画像:ニュージーランドstuff)
自分の子どもの頃を考えると、校長先生と接した経験もなければ、こんなふうに思える先生も浮かびません。
しかし、うちの子どもがお世話になった就学前施設も今の学校も素晴らしい先生ばかりです。
本当に恵まれています。心から感謝するばかりです。
逆に先生に手紙を書いた女の子もいます。
教育の重要性を訴える6歳の子の手紙
(チャーリー)