- 発達障害の子どもがソーシャルスキルを学ぶための有効な方法とは何ですか?
- ソーシャルスキルの学習を助けるアプリケーションはどのようなものがありますか?
- 発達障害の子どもたちにとって、ネット上の友情と安全を学ぶためのリソースはありますか?
特別支援のためのコルクベイスセンターが、発達障害児のソーシャルスキルの向上を助けるアプリケーションの続編の提供を始めました。
シャイン・アイランドという無料のアプリはネット上で友情と安全を学べるものです。スマホ向けです。
いじめや友だちに受けるプレッシャーも知ります。
最初に出たシャイン・アイランドは初めて世界中で4万ダウンロードもされたソーシャルスキルを学べるアプリです。
ネット・ビジョナリー・アワードでは、ベスト・イノベーション学習向け技術で受賞などもしています。
「高機能自閉症やアスペルガー症候群の子どもや若者は、人とのやり取りに困難を抱え、ストレスでいっぱいになります。」
シャイン・アイランドの教育ディレクターのローラ・クロウリーが言います。
「人とのやりとりには、たくさんのルールがあります。それは発達障害の人にはわからないものです。
そうであれば、ルールを学ばなければならないということです。
たくさんのルールは、どこにも書かれてもいなければ、話せることもありません。
そのため、混乱が起き、悩むことになるのです。」
最初のシャイン・アイランドでは、クルーグと呼ぶキャラクターに私たちの人とのやりとりにおけるルールや決め事を教えてやることによって、プレイヤーがソーシャルスキルを学んでいきます。
シャイン・アイランドの続編では、クルーグが自分の星に戻ります。
ゲームの概要は、最初のシャイン・アイランドを引き継ぐものです。
ゲームを進めて、たくさんのクイズを解いていくと、ボーナスアニメーションを見ることができます。
「このアプリで出題されるクイズは、理解度を確かめるものとなっています。
このアプリを通じて、求められる程度の理解ができるようになっていきます。」
「この理解度の評価方法は、
このアプリに設けられたそれぞれの学習領域ごとに、理解を深めていくのに重要なものです。」
ボン・セコー病院のコルク・コミュニティ基金からの資金で、ドゥードル・クリエイティブスタジオにより開発されたこのアプリは、Google PlayやiTunesストアから無料でダウンロードできます。
「コルク・コミュニティは、このようなクリエイティブな取り組みをこの町から起こせたことに誇りをもっています。」
ボン・セコー病院のコルク・コミュニティのアンドリュー・マッカーシーが言います。
「このアプリは、発達障害の子どもたちと家族に大きな助けとなるものです。
国内でも、海外でも、発達障害の子どもたちの生活を大きく変えることができます。
家族も、もっとも必要としていたことです。
私たちはこのような支援を行うことができ、またイノベーションを提供できたことに誇りを持っています。」
コルク・コミュニティのクリエイティブ担当のクリス・デービスが言います。
「このアプリの開発は、もっとも面白くて、チャレンジングで、価値があるプロジェクトでした。
私たちは、このアプリの全部を愛しています。」
(出典・画像:アイルランドIrish Examiner)
(画像はApple App Store、アイルランドIrish Examinerから)
楽しく学べるアプリはどんどん出て欲しいですね。
このシャイン・アイランドは無料でダウンロードできますが、英語です。
残念ながら、日本人の利用は厳しそうです。
iOS:Kloog 2 Return to Zugopolis – Autism Social Skills
Android:Kloog2 – Return to Zugopolis
まわりとのやりとり、集団内ルールは簡単なものではありません。
それに父子でチャレンジした話もありました。
集団のルールで変わる良い言葉と悪い言葉
(チャーリー)