- 自閉症や異食症の子供を持つ親として、危険なものを食べないようにどうすればいいですか?
- 感覚遊びが自閉症の子供の異食行動を減らすのに効果的ですか?
- 自閉症の子供に異食症が見られる場合、どのような対策が取れますか?
英国に住む2人の子どもがいる母親は、家の中にある危険な物を娘が食べないように、3歳の娘を常に監視しなければならないと言います。
娘のウィンターは自閉症と、食べられない物に対する異常な渇望を引き起こす珍しい状態と診断されました。
「娘は文字通り家中のものを食べつくしています。
真新しいソファを買ったら、そこから大きなスポンジを取り出しました」
そう、25歳のステイシー・アハーンは嘆きます。
アハーンは、娘のウィンターが壁の漆喰、ソファのスポンジ、おもちゃの毛、植物、ろうそくのワックスを食べているのを、これまでに目にしました。
最も恐ろしかったのは、ウィンターがフォトフレームを壊してガラスの破片を食べようとしていたときです。
アハーンは、ウィンターをおやつを置いたハイチェアに座らせます。
しかし、ウィンターはおやつではなく、椅子を食べます。
「娘は普通の食べ物は好まず、座るとソファのスポンジを食べます。
娘はこれまでに、8つのフォトフレームを壊してガラスを食べようとしていました。
どうやっても、娘は食べてはいけないものを、どうにか食べようとするのです」
アハーンはウィンターが赤ちゃんの頃に物を口に入れ始めたのを見ても、それが何か深刻なものだとは思いませんでした。
ウィンターは話すことや歩くことのような通常の成長の節目を達成していましたが、約13ヶ月の時に「一夜にして」物事が変わりました。
ウィンターは言葉を発しなくなり、奇妙な食習慣がエスカレートし始めました。
ウィンターは、食物を食べる障害の一種である異食症と診断されました。
それは子どもの18.5パーセントに見られるといいます。
ある研究によれば、それが最も起きるのは3歳頃で、子どもが大きくなるにつれて減っていきます。
ウィンターは、さらなる検査の後、自閉症とも診断されました。
「異食症は自閉症の子どもたちには、より一般的に見られます。
ウィンターもそうなんです。
私はそれは、感覚が異なることによるもので、娘は異なる質感を渇望していると思います。
娘は重度の自閉症で、話すこともほとんどなく、いくつかの行動上の問題を持っています」
アハーンには、ウィンターのほかに1歳の娘のエヴァリーも育てています。
ウィンターは夜によく目を覚まし、そしてその時に異食症が現れます。
「ウィンターは午前2時に起きます。
そして、私はウィンターががベビーベッドやブランケットを食べているのをよく見つけました。
24時間365日、娘を見守るのは疲れます。
しかし今は、娘のニーズを理解し、よいルーチンを作ることができました」
アハーンは、「感覚遊び時間」を提供することが、ウィンターの異食症の渇望から気をそらすのに役立つことを見つけました。
「自閉症の子どもたちは触れたり音を聞いたりできる感覚的なものが好きです。
私は異食症の人用に特別に設計された、異なる質感で噛むことができるネックレスを娘に持たせました」
ウィンターは、変わった形のパスタを食べたり触ったり遊んだりするのも好きだと言います。
「医者からは、あまりできることがないと言われました。
それは娘にとって良いことではありませんが、ガラスでない限り、極端に危険なわけではありません」
アハーンは、ウィンターが最終的にその状態から成長することを望んでいます。
精神衛生の問題を持つ人の10パーセントに異食症は見られます。
「幸いなことに、娘は私が非常に注意深く監視しているので、深刻に自分を傷つけたことはありません。
しかし、娘をフルタイムで見守らなければなりません」
(出典・画像:米NEW YORK POST)
うちの子は幸い危険なものを勝手に食べたりすることはありません。
しかしちょっとした隙に、床に落ちていた本当に小さなスナックの破片を見つけては食べたり、シンクの中に置いた食器に少したまった水を飲んだりするので、そのたびに注意します。
(自分の欲求を口で伝えることができないのでそうなるのかと思いますが、まるで小鳥です)
もし「ガラス」などを口にするようになったら、本当に怖いことです。
異常な食べ物の好みをもつ自閉症の子は発達障害でない子の15倍
(チャーリー)