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自閉症の子の母が作った「妖精の家」がずっとみんなを楽しませる

time 2024/02/28

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

自閉症の子の母が作った「妖精の家」がずっとみんなを楽しませる
  • 発達障害や自閉症の子供が楽しめる場所はどこにある?
  • 自然の中で特別支援の子供が安全に過ごせる活動はある?
  • どうやって発達障害や自閉症の子供を自然環境に親しませることができる?

米ニュージャージー州ミルバーンにあるサウスマウンテン内のラーウェイ・トレイルを歩いていると、葉っぱや木、シマリスだけでなく、もっと驚くべきものを見つけるかもしれません。

そこには妖精たちが葉っぱの間に住んでいます。

木の幹や枝に隠された小さな風変わりな小屋が、一見普通の森の中に意外な光景を提供しています。
妖精の家は神話上の生物によって建てられたわけではありません。
ボランティアたちによって作られました。

風景に小さな住居を加えるアイデアは、10年前に自閉症を持つ息子が自然の中で安全に探索できる場所を欲していたテレーズ・オジブウェイによるものです。

「そこで彼女はこのラーウェイ・トレイルを見つけ、訪れるたびに、探すことができる妖精の小物をちょこちょこと残し始めました。
そして時間が経つにつれ、さらに多くなりました」

そう、トレイルの管理者の一人であるジュリー・グールドが言いました。

サウスマウンテン保全団体は、森の周りに現れ始めた小さな小屋を気づき始めました。
彼らがオジブウェイが手作りで小さな妖精の装飾品を作っていることを知って、今では「妖精のトレイル」として知られる魔法の王国を建設し続けることを許可しました。

「テレーズは、これが小さな子どもたちを自然の中に引き込み、想像力を使わせ、創造力に触れさせ、幼児期や特別支援の必要な子どもたちの刺激になるダイナミックな方法だと考えたんです」

そう、もう一人のトレイル管理者であるベス・ケリーが言いました。

テレーズと自閉症の息子は数年前にこの地域を離れましたが、彼らの妖精のトレイルの遺産は生き続けています。

グールドとケリーは正式にトレイルの「建築家兼管理者」として任命されています。
彼女たちとボランティアが、妖精のための小さな木製の家を建て続けています。

「家は基準に合致していなければなりません。
この場合、基準とはジュリーとベスの基準です」

そう、ケリーは冗談を言います。

「なぜなら、私たちはここにいる妖精に安定した家を提供する必要があるからです。
だから、人々には私たちと協力し、すべてを自然に保ち、色を控えめにするようお願いしています」

ほとんどの家は、その後森に自然に分解することができる自然素材から作られています。

妖精のトレイルを訪れる人々は、森の隅々に隠された約100軒の小さな家を探すのに何時間も費やします。
しかし、残念ながら、妖精を実際に見ることはできないかもしれません。

ケリーはこう言います。

「私たちはいつでも妖精を見られるわけではありません。
妖精は恥ずかしがり屋ですから。
ときどき、ジュリーと私には姿を見せてくれます。
本当に、彼らがシマリスの背中に乗ったり、葉っぱで揺れたりするのを見てほしいです。
なので、私たちが彼らの家を作るのは、素晴らしいことなんです」

それでも、子供たちは妖精を見ようとがんばります。
そしてときどき、子どもたちも見たと言います。
もし、見られなくても、それでも自然の中で過ごした一日は素晴らしいはずです。

「ここに来ると本当に魔法の場所のような感じがします。
それはあなたの心に触れ、驚きや想像力、創造力を感じさせ、それが自然と融合し結びつきます。

それが私たちのやりがいになっています。
子どもたちの心と交流できるとき、ここに来て子どもたちの思い出の1日を作れたとき、それが私たちの報酬です」

(出典・画像:米CBS

自閉症の子のためにお母さんが森に作った妖精たちのお家。

ずっと昔に、お伝えしたことを思い出しました。

今なおずっと大事にされて、みんなの役に立っていることを知って、私もすごくうれしく思います。

発達障害の息子と一緒に妖精を探して20年

(チャーリー)


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