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米国の療育ロボット助成プログラム

time 2016/10/28

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

米国の療育ロボット助成プログラム
  • 発達障害の子どもに対して、確かな情報をもとにした教育が行えるか?
  • ロボット療育の費用対効果は本当に優れているのか?
  • ロボット療育は発達障害や自閉症の方々にとって本当に効果的なのか?

発達障害の子どもへの療育にかかるコストの負担は、福祉事業者や学校にとってたびたび問題となります。
発達障害の子どもに対して、確かな情報をもとにした実践的な教育が行えるように、ロボカインド社とアメリカ発達障害協会が合同して、発達障害のためのロボット助成プログラムを行います。
この助成プログラムは、全米の学校が対象に含まれます。
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このプログラムでは、ヒューマノイドロボットのミロを提供します。
8種類の療育訓練に対応しており、まわりとのやりとりや人の感情の理解ができるように支援するものです。
臨床研究では、このロボットによる療育が発達障害の学生に対して目立った効果を表しています。
ロボット療育は発達障害への費用対効果に優れているため、全ての学校でこの療育を行えるように助成プログラムを行います。
「このロボット寄贈プログラムは、費用面の問題をなくすことで、発達障害の学生への教育を改善するという私たちの約束を推進するものです。」
ロボカインド社のCEOのフレッド・マルゴリンは言います。
「私たちは誠実に、発達障害の方々に対して最も適切なサービスの提供を行うという使命を発達障害者を支援する方々と共に果たしていきます。」
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ロボット療育の利用について招待された学校は、承認されると、この助成プログラムによって費用が賄われます。
この助成プログラムへの寄付金の95%が、承認された学校への費用に充てられます。
アメリカ発達障害協会のCOOのジョン・ダブロスキが言います。
「ロボットに触れる機会が増えて、サービスももっとよいものになれば、発達障害の方の生活向上につながるはずです。
この助成プログラムは、発達障害の学生が必要とするサポートの種類を広げるものです。」
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(出典・画像:米prweb
(画像はvimeoから)
 
全米の学校が対象範囲とはなるものの、その中から選ばれた学校に助成を行うというもののようです。
アメリカの全ての学校にロボットを配るものではありません。
人ではないからこその、ロボットには、発達障害、自閉症の方へのメリットもあるようです。
人の目ではない。何度も同じことを言っても嫌な顔をされないなど。
企業からしても、実際に触れる機会が増えていかないと、ロボット側の改良もできないので、必要な取り組みだと思います。
どんどん進めて頂きたいですね。
ロボットを使うメリットはこちらが詳しいです。
心理療法士を目指すロボット

(チャーリー)


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