- 感覚庭園は発達障害や自閉症のある人々にどのような効果がありますか?
- 発達障害や自閉症の子どもたちが利用できる感覚庭園はどこにありますか?
- 公共図書館で発達障害や自閉症の人々のための特別なサービスや設備はどのようなものがありますか?
多くの庭園はその視覚的な魅力のために作られます。
感覚庭園はそれ以上のものです。
視覚、嗅覚、音、触覚、味覚、五感すべてを刺激することで特別な体験を提供します。
最近、米フロリダ州ウィンターヘイブン公共図書館は、訪問者にユニークで没入型の体験を提供するために感覚庭園の建設を開始しました。
感覚に配慮した施設は子どもから大人まで、集中力、バランス、運動能力、コミュニケーションスキルを含むさまざまな面で改善に役立つと言われています。
自閉症の息子をもつジョン・ストラウンが立ち上げたプロジェクトに図書館が参加しました。
ストラウンは、自閉症や特別なニーズを持つ人々に利益をもたらすために「Rockin’ on the Chain」というグループを設立しました。
このグループは、この庭園プロジェクトに30000ドル(約450万円)を寄付しました。
ストラウンはこう言います。
「私たちの願いは、どんな年齢や発達障害の人、誰でもこれを利用してもらうことです」
このプロジェクトは、子ども向けの図書館内の既存の感覚室を拡大するものです。
毎日放課後、ホリー・レイバーンは息子をこのウィンターヘイブン公共図書館に連れて行き、彼の宿題を手伝います。
ホリーは、図書館が良い本の選択肢だけでなく、彼女の息子の自閉症のニーズに合ったリソースも提供してくれていると言います。
「息子がより快適になっているのがわかります。
また、他の子どもたちと一緒に遊ぶ機会にもなっています」
近いうちに、ホリーの息子は新しい感覚庭園で遊ぶことができるようになります。
「こうした子どもたちは特別です。
理解される必要があると思います」
図書館の新しい感覚庭園は、1年以内に完成予定です。
(出典・画像:米SPECTRUM NEWS BN9)
感覚に優しい部屋があるだけでなく、今後は庭園までできるのですね。
助かる、楽しめる、そんな人と家族は少なくないはずです。
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(チャーリー)