- 自閉症やADHDを持っている人が軍に入ることはできますか?
- 軍隊はどのような職務で自閉症やADHDの人々を採用していますか?
- 採用されるためにどのような評価が必要ですか?
イギリス軍がスキルの多様化を図るため、自閉症やADHDの人たちの採用を検討中です。
イギリス国防省のアンドリュー・マリソン下級国務大臣は、陸軍、海軍、空軍が、エンジニア、シェフ、精神科医の採用の際にギャップを埋めるためには、より「柔軟な」姿勢を取る必要があると述べました。
イギリス軍は、自閉症を含む神経多様な人々、および年齢制限を引き上げることで、軍内のスキルの幅を広げようと、採用の範囲を拡大することを検討しています。
王立海軍、王立海兵隊、王立空軍の正規職員数は、目標に比べてかなり不足しています。
マリソンは、軍に所属する年長のスタッフに引き続き勤務させることを推奨しています。
「労働力が高齢化する中で、利用可能な才能に競合する状況を考えると、軍人の勤務期限について厳格な制限を見直す必要があると思います」
ただし、軍の標準を考慮すると、どの人員もその適性を証明するために「詳細な評価」を受ける必要がありますが、「退職年齢の延長を検討しない理論的な障壁はない」と述べています。
一方、イギリス軍は既に、失読症などを含む発達障害のある人を一部受け入れています。
マリソン下級国務大臣は、自閉症、アスペルガー症候群、ADHDのある個人を含む採用を拡大したいと述べています。
「これらの人たちは他の人にはないスキルや特性を持つ可能性がある」
(出典:英First post)(画像:Pixabay)
簡単にレッテルで考えるのではなく、ますます、その人を見ていってほしいと願います。
いろいろな分野での活躍の場がますます広がることを期待します。
(チャーリー)