- 発達障害の子どもを安全に旅行させるために、どんなサポートがあるの?
- 発達障害の子どもが自然環境と触れ合うことで、どんな効果が期待できるの?
- 他の家族と交流することで、発達障害の子どもを持つ親が得られるメリットとは何?
クエーサー・エクスペディションズ社が、発達障害の子どもとその家族のために、エクアドルの島々の自然の驚異を体験する特別にデザインされた、ガラパゴス諸島の旅のプランを発表しました。
7泊の旅で、32名限定です。
30年にわたり子どもたちやその家族と接し、発達障害の人たちを元気にしてきた特別支援の専門家、デニス・カーボンが引率します。
「発達障害の子どもは非常に敏感です」
そう、カーボンは述べています。
「発達障害の子どもたちはストレスに満ちています。
嗅覚、視覚、聴覚、触覚が発達しているため、周囲の環境からエネルギーを吸収しがちです。
もし彼らが開放的な空間にいて、動物と人々の間に調和がとれていれば、その落ち着いたエネルギーを感じることでしょう」
この旅行で特別に設計された要素には、探検ヨット内に設けられた静かなゾーン、快適な用品(重い毛布やお手玉、ハンドスピナーなど)、夕方には親たち同士の交流のための時間もあります。
「特別支援を必要とする子どもを持つ親の大きな不安の一つは、他の親たちからの厳しい目です。
私は、そうした子どもを持つ家族が一緒に冒険しにいくというアイデアが気に入っています」
旅程は、サンクリストバル島を出発し、サンチャゴ島、フィリップ王子の階段、フロレアナ島、サンタクルス島などに立ち寄り、ワイルドランド・トータス保護区やチャールズ・ダーウィン研究所の繁殖センターなどを訪問して終了します。
この1週間は、特大のジャグジーとダイビングデッキを備えたエボリューション号で過ごし、シュノーケリング、カヤック、ハイキング、パンガ船に乗る機会も用意されています。
また、シュノーケリング、カヤック、ハイキング、パンガ船に乗るなど、ガラパゴス諸島の固有種であるウミイグアナ、オットセイ、ペンギン、ゾウガメを見る機会もあります。
「動物が発達障害、自閉症の子どもたちに与える効果を、馬のセラピーなどで目の当たりにしてきました。
ガラパゴスはまさにそうした場所になります。
いつもと違うエネルギーを感じられる場所に、子どもたちが入れば、とてもパワフルに感じるはずです」
クエーサー・エクスペディションズ社のマーケティングディレクターであるフェルナンドス・ディーズはこう言います。
「私たちの目的は、親が他の親に心を開き、子どもが他の特別支援を必要とする子どもや通常の発達のきょうだいとつながり、みんなが同じ気持ちで同じエネルギーを感じられるような素晴らしい環境を提供することです。
この旅は、一日一日を大切に過ごし、島と日々の体験で魔法にかかる機会です」
(出典・画像:米TRAVEL+LEISURE)
こんな旅が体験できたら最高ですね。
いつか行ってみたい!
すべてのスタッフが自閉症の人と家族をサポートできる認定ホテル
(チャーリー)