- 特別支援が必要な子どもが、初めての場所で孤立しないためにはどうすれば良いですか?
- 自閉症スペクトラムを持つ子どもが新しい趣味や活動に取り組む際に、どうやって支援や協力を得ることができますか?
- 地域社会やコミュニティが特別支援を必要とする人々を受け入れるために、どのような具体的な行動を取ることができますか?
ある家族にとって、スケートボードは受け入れと友情の物語になりました。
ステファニー・シャープはこう言います。
「特別支援を必要とする子どもと一緒に初めて行く場所では、孤立してしまうことがあります」
シャープには、自閉症スペクトラムをかかえる11歳の息子、クリスチャンがいます。
最近、クリスチャンがスケートボードにチャンレジできるようにと、ヒリヤードスケートパークを訪れました。
「初めてここに来たとき、何人かの子どたちが、危ない、危ないと言い続けていたんです。
母親のシャープはスケートボードをする子どもたちに、クリスチャンは特別支援を必要とする子どもであることを伝えました。
すると、子どもたちに心を動かされました。
「その瞬間から、彼らは他の子どもたちにもクリスチャンが特別支援が必要な子であることを伝え、見守ってくれたのです。
子どもたちが私の子どもを受け入れてくれたことに、私はただただ感動しました」
あまりに感動したため、シャープはFacebookで彼らを賞賛しました。
シャープの投稿は、ヒリヤードスケートパークのFacebookページの管理者であるジェイク・コバスティンの目にも止まりました。
「クリスチャンがスケートボードをしているビデオを見て、才能があること、スケートボードを楽しんでいることを知りました。
そして、少し拡大してみると、彼のスケートボードは少し精彩を欠いていて、もっと良い道具を使えば、もっとうまくいくだろうと思いました。
それで、すべてが変わるんです」
コバスティンはシャープに連絡を取り、クリスチャンに新しいスケートボードとスニーカーを提供したいと申し出ました。
「彼は48時間以内に、自分が言ったことを忠実に実行してくれました。
これはすごいことです。やりたいと言いながら、やらない人もいる。
私が本当に感動したのは、その実行力です」
コバスティンは、スケートボードが長年にわたって自分に多くのものを与えてくれて、そしてただ他の人にも同じ喜びを感じてほしいと言います。
「父はスケートボードをするのはパンクな子どもたちだけだと思っていましたが、このコミュニティの本当の広さを理解していませんでした。
スケートボードの素晴らしいところは、スケートボードで友達ができれば、同じ言語を話す必要さえないことです。
他の国に行っても、スケートボードに乗れば、共通の話題ができるんです」
これ以来、クリスチャンは何度もスケートパークに足を運び、みんなと一緒に滑っています。
Facebookの投稿と親切な行動がきっかけとなり、新たな友情が生まれました。
コバスティンはこう言います。
「クリスチャンのことは何も知りませんでした。
自閉症であることも知りませんでした、そんなことは関係ありません。
ただ、スケートボードに乗って、幸せになっているのを見ただけでした」
クリスチャンの母親のシャープはこう言います。
「多くの人の人生に影響を与えてくれました。
このスケートパークは、私の息子や地域社会にとって、素晴らしい場所です」
(出典・画像:米KHQ06)
こうして、新しい世界が広がったこと、本当に素晴らしいと思います。
まずは、チャレンジですね。
(チャーリー)