- 自閉症やADHDを持つ子供が、どのようにして困難を乗り越え成功を収められるのか?
- PDAを持つ子供が日常生活のタスクをどのように克服できるか?
- 特定のスキルを取得するのに時間がかかる場合、どのようにモチベーションを維持すればよいのか?
ある少年が、個人的な苦悩を乗り越え、地元の非営利団体のために資金を集め、表彰されました。
10歳のジャクソン・トルドギャン少年です。
ジャクソンは自転車に乗れるようになってから、他の人に恩返しをするために募金活動をすることを決めました。
30日間で160キロメートルを自転車で走りました。
「僕は自閉症とADHDです。
チャリティーのためにやろうと決めました」
母親のシャロンはこういいます。
「ジャクソンは自転車に乗れるようになるのに、約4年かかりました。
ジャクソンは自転車に乗れるようになって、そのスキルで募金活動をしたいと言ったんです」
募金先のインクルサビリティは、非営利の公益法人で、ジャクソンのような障害を持つ大人や子どもを支援し、水泳やサーフィン、工芸などの活動に参加できるようにする団体です。
「ジャクソンは体の協調性とバランスがあまり良くないので、自転車でよく転びます」
ジャクソンはまた、病理学的要求回避(PDA)、つまり日常的なタスクや「要求」を特に難しくする自閉症の特徴をもっています。
「私はジャクソンを本当に誇りに思っていますが、
PDAのために、ジャクソンは日常の要求を本当に難しくしています。
例えば、歯を磨くこと、服を着ることなど、要求と分類されるものは何でもです。
私たちは、毎日自転車に乗ることは難しいと考えていましたが、
今は毎日出かけています。
本当に驚いています」
(出典・画像:英Wales Online)
4年かけて自転車に乗れるようになった。
すごいですね。
うちの子は、乗れるようにはなりませんでした。
ただ、手をつないで歩くことが多いように、危機意識や危険予測ができないので、それでよかったと思っています。
(チャーリー)