- 自閉症であることを運転免許証に表示することはどのようにして可能ですか?
- 自閉症の表示を免許証に付けることのメリットとデメリットは何ですか?
- 自分や家族が自閉症であることを社会にどのように伝えるべきですか?
米ルイジアナ州は、運転免許証に「自閉症」の表示を申請できるようになったことを発表しました。
自動車局広報担当のマシュー・ボードリューによれば、医療または精神衛生の専門家により自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断された人であれば、誰でも申請することができます。
免許証の顔写真の下に、自閉症であることを示す表示をつけることができます。
この表示は任意で行うものです。
申請者の希望により、いつでも取り外すこともできます。
申請される方は、精神保健の専門医が記入した「自閉症スペクトラム障害に関する医療審査証明書」または「精神保健の専門家による陳述書」のいずれかを提出する必要があります。
この表示は、「要支援」の表示と組み合わせることができます。
「要支援」でない場合、免許証にパズルのピースのマークが表示され、絵の下に自閉症と表示されます。
「自閉症」と「要支援」の両方の表示を行う場合には、絵の上の「AN」に加え、絵の下に「配慮が必要」と表示されます。
この表示は、ルイジアナ州アプリでも表示することができます。
現在の免許証のリンクを解除し、再度追加することで更新された画像が表示されます。
(出典・画像:米KLFY)
「見えない障害」だからこそ、希望する方は必要なときに、必要な人へ伝わる選択ができる。
良いのではないでしょうか。
うちの子は通学リュックにはヘルプマークをつけています。
一方、うちの子が通う特別支援学校の同級生のなかには、ヘルプマークをあえてつけない人もいます。
それはなぜかというと、つけることによって障害をかかえていることが誰にでも知られ、犯罪などに巻き込まれる、むしろリスクが増えることもあるからだといいます。
時と場所にあわせて、周りに伝える、伝えないの選択ができることは重要です。
(チャーリー)