- 感覚過敏な子どもたちがリラックスできるサンタクロースとのイベントはありますか?
- 発達障害やADHDを持つ子どもが他の人にありのままの自分を好きになることができるイベントはありますか?
- 自閉症やADHDを持つ子どもとその家族が安心して楽しめるクリスマスイベントはありますか?
感覚にやさしいサンタさんが、これまでのサンタクロースと過ごすことが難しい、感覚過敏な子どもたちを大きな笑顔にしています。
「他に気を取られることがないので、笑顔に集中できます」
自閉症とADHDをかかえる9歳のエイディン・ミューラーはそう言います。
「センサリーサンタは、とてもリラックスできる環境です。
自閉症の息子をもち、非営利団体を立ち上げたウェンディ・アンダーセンはそう言います。
「センサリーサンタは、とてもリラックスした環境のなかで、1家族につき20分間、サンタと過ごすことができる機会です。
私たちは、家族が外に出て、お互いに笑い合い、偏見のない場所でくつろげるような生活体験を作りたかったのです」
10歳のヘイデン・ソーイングは、ADHDをかかえています。
ここでサンタと過ごせて嬉しいといいます。
「いつも学校にいると、すごくうるさくて、たまに怒ってしまうんだ」
サンタさんはこう言います。
「私は人と違うことについてよく知っています。
私はいつも変な格好をしているけれど、多くの人に受け入れられています。
ここにいる子どもたちにも受け入れられていると感じてほしい」
ヘイデンは、クリスマスに何が欲しいかをサンタさんに伝えています。
そして、他の子どもたちにも伝えたいことがあるそうです。
「ありのままの自分を好きになってください」
(出典・画像:米WOWT)
アメリカではサンタさんとこうして写真を撮ることが家族にとって重要なイベントのようです。
発達障害などをかかえる我が子の行動を気にしないでくれる人たちの中で、楽しく過ごせるのは本当に喜ばれることなのでしょう。
こういうイベントが始まってきた矢先に、変異株による再びの感染拡大が心配ですね。
(チャーリー)