- 自閉症や他の障がいを持つ方が夢の仕事を見つけるためにはどんなサポートが必要なのか?
- 障がいを持つ方を採用する企業にとって、採用プロセスで重要なことは何か?
- 障がいを持つ方が働く際に、周囲の理解やサポートがどれだけ重要なのか?
米ラスベガスに住む自閉症の女性が、夢の仕事を現実のものにしました。
24歳のサリナ・スターンは自閉症をかかえています。
就職には苦労していました。
夏の間、彼女はSports Social社の職業訓練プログラムに参加しました。
ここは、障害を持つ子どもや大人にさまざまなプログラムを提供しています。
スターンはバリスタになりたいと考えていました。
しかし、それ以上にしたい仕事がありました。
メオ・ウルフ社のオメガマートで働くことです。
スターンの趣味が評価されそうな場所です。
メオ・ウルフ社は、テレビのインタビューからスターンの話を聞いて、Sports Social社に連絡を取りました。
人事部長のアシュレイ・エルモアはこう言います。
「Sports Social社の施設を見学して、これは素晴らしい関係が築けると思いました」
そして、スターンに連絡して面接をし、スターンは内定を得ました。
スターンはこう言います。
「私は電話が終わったときに喜びの声を上げました。
とても感激しました。
正直なところ、想像以上に素晴らしい経験でした」
人事部長のエルモアは、他の雇用者も心を開いて、そして障害のある方の採用に時間をかけてほしいと願っています。
「決めつけたり、ステレオタイプや一般化したりせず、ドアを開いて、本当の意味で人々を受け入れたいと私は考えています。
そうすれば、驚くような結果が得られるかもしれません」
スターンは現在、商品を補充したり、インタラクティブな展示物を客に紹介する仕事を楽しんでいます。
「オメガマートの美しさを伝えること。
私は人々を満足させ、一緒に遊んで、その世界に浸る手助けをすることをとても楽しんでいます」
これまでなかなか就職できなかったことをい振り返ると、スターンはようやく自分が評価されるようになったと感じています。
「自分らしくいられるだけでなく、自分が持っているものをここで評価してもらい、実際に役立ててもらえるような気がします。
恥じるようなこともありません」
オメガストアは、スターンを歓迎しています。
「ぬいぐるみを持ってきてもいいよ と言ってくれます。
ここで働いていると、自分の家にいるような気がします」
スターンは、仕事探しに苦労している他の障がい者の方にこうアドバイスをします。
「自分が何を提供できるかをアピールしてください。
あなたが進もうとしている特定の分野にどれだけ情熱を持っているかを示し、自分にはその価値がある、あなたならできる、ということを伝えてください」
(出典・画像:米fox5)
大好きなお店があって、そこで働けた。
いろいろな出会いが運もあってのことだったと思います。
チャンスを活かし、楽しくずっとご活躍されることを期待しています。
自閉症の息子は大好きなパン作りを徹底的に研究しビジネスにした
(チャーリー)