- 自閉症の子供に接するとき、どのように関われば良いでしょうか?
- 自閉症の子どもが特定の興味を持つ場合、親はどのように対応すれば良いですか?
- 親としての忍耐力を保つためのアドバイスはありますか?
レイモンド・リーは仕事を終えた夕方、自分の会社のトラックの周りを二人がよくうろついているのに気づきました。
今回、リーはこの親子に声をかけることができました。
そして、父親と話すことができ、少年が自閉症であることを知りました。
男の子はトラックやトラクターが大好きで、いつもトラックの周りをうろうろしていたといいます。
父親は、少年が自分の興味のあることに没頭できるように、ただ一緒に待っていました。
朝、学校に行かなくてはならないとき、夕方、家に帰らなくてはならないときは、父親は辛抱強く説得していました。
説得に30分もかかることもあり、父親は仕事に遅刻してしまうこともあったといいます。
父親は、少年がトラックが大好きで、一緒に写真を撮ったりしていたことをリーに話しました。
リーは、少年のトラックへの情熱が今後意味することを理解し、自分のトラックに乗せてあげようと考えました。
そして、少年をトラックの中に座らせ、今度はもっと新型のトラックにも乗せることを約束しました。
リーは、自分にも5人の子どもがいることから、息子を育てる父親の忍耐力に驚嘆し、共感したといいます。
「私自身も5人の子どもの父親ですが、
この特別な子どもの父親の状況と息子に対する忍耐力を聞き、理解しました。
なので、彼に対して最大限の敬意を払いたいと思ったのです」
(出典:シンガポールmothership)(画像:Facebook)
大好きなことが、人間を大きく成長させます。生きていく原動力になります。
それに関われた方も幸せなはずです。
そうした機会があれば、ちょっとしたことでもそんなお手伝いができるといいですよね。
クレーンの会社のみんなが愛した、クレーン大好きな発達障害青年
(チャーリー)