- ワクチンは自閉症の原因ですか?
- Facebookでワクチンに関する誤った情報を共有するとどうなりますか?
- Facebookはどのようにしてワクチンに関する誤情報を取り締まっていますか?
自閉症とワクチンについての虚偽の主張をすると、Facebookを利用できなくなるかもしれません。
ワクチンに対する誤った情報をなくす取り組みの一つとして、Facebookが発表しました。
コロナウイルスとワクチンについて、すでに否定されている主張、
「ワクチンは有害」
「ワクチンは自閉症の原因」
の内容の投稿を今後、削除します。
この方針は現在の新型コロナウィルス感染拡大の期間中継続され、FacebookとInstagramの両方に適用されると伝えています。
「私たちは、これらのルールに違反するページ、グループ、アカウントに焦点を当てて、直ちにこのポリシーの施行を開始し、我々は今後数週間にわたって施行を拡大していきます」
そう、 Facebookはポリシーの変更について述べています。
「これらの根拠のない主張を繰り返し共有するFacebookやInstagram上のグループ、ページ、アカウントは削除される可能性もあります」
このようなワクチン関連の主張は、すでにFacebook上の広告では禁止されています。
今回の発表は、新型コロナウィルスの大規模なワクチン接種に向けた対応と考えられます。
Facebookは世界保健機関やその他のトップの健康専門家と協議した結果だと述べています。
「『自閉症の原因はワクチン』の投稿に加えて、Facebookではワクチンに効果がないことを主張する投稿やワクチンを摂取するよりも感染したほうが安全だと示唆する投稿も削除します。
このポリシーの目的は予防接種や病気に関する誤った情報に対抗するためです。
これらの誤った情報が信じられれば、予防接種の減少や公衆衛生や安全性に悪影響を及ぼす可能性があります」
2019年に、Facebookはワクチンに関する誤った情報や誤解を招く情報を広めるグループやページの表示を減らしました。ワクチンの誤情報を掲載した広告も拒否しています。
問題のあるコンテンツを削除することに加えて、ワクチンに関する正確な権威のある情報と利用者を結ぶように検索を改善すること、やワクチン接種を否定させるようなInstagramのアカウントを見ることを難しくするようにするとも伝えています。
(出典:米disabilityscoop)(画像:Pixabay)
真偽判定は簡単ではありません、そして誰が行うのかが重要となります。
FacebookのなかではFacebookがそれが行え、そしてそれが求められるのでしょう。
(チャーリー)