- 発達障害や自閉症の子供を持つ親が、警察官や地域社会からの支援をどのように受けられるか?
- 自閉症や発達障害の子供が持つ特定の興味や趣味を、どのようにして地域や社会に理解してもらうか?
- 知的障害を持つ子供が、社会や地域社会とのつながりを増やすためにはどのような方法があるか?
米ペンシルバニア州リドリー・タウンシップ警察のジェイソン・マクデビット巡査長は数ヶ月前にリドリー・タウンシップ警察のFacebookページへの投稿を見ました。
それは、18歳のアンソニー・ブラウンの母親リサからのものでした。
愛情深い母親からの投稿は、息子が集めているパッチのコレクションに加えさせてほしいと、警察にパッチをもらえないかというお願いでした。
アンソニーは発達障害の自閉症だけでなくてんかんもかかえています。
投稿を読んで、マクデビット巡査長は行動しました。
アンソニーに警察署のパッチを贈りました。
それだけでなく、他の警察署にもパッチのお願いをし、サプライズプレゼントを贈るための祝賀パレードも計画しました。
12月にマクデビット巡査長は、法執行機関の仲間全員にアンソニーがパッチボードを持っている写真とともにメールを書きました。
「すべての警察官の友人へお願いします。
このアンソニーを見てください。
私は今日、アンソニーに会う機会がありました。
アンソニーはてんかんと自閉症との現在進行形の戦いの中で、いくつかの不調をかかえていました。
アンソニーは警察が大好きで応援してくれています。
そして、警察のパッチを集めています。
この明るい青年のコレクションを手伝ってもらえませんか。
気軽に連絡してください。
受け取りに行きます。郵送でも構いません」
このマクデビット巡査長の呼びかけに、800個のパッチが集まりました。
そして、警察署でアンソニーにパッチの贈呈が行われました。
FBIやドイツの警察、ハワイ、アラスカ、メリーランドなどの法執行機関からもパッチが寄せられました。
パッチと一緒に、「アンソニー、真のヒーロー」と題された本も贈られました
その本は全国の警察官からの手書きの手紙が含まれているものでした。
母親のリサは、警察官や消防士は味方であることをいつも息子に教えてきたといいます。
そして今では、彼らが傑出した特別な人たちであることをアンソニーは自分の目で確かめることができるようになったと言います。
受け取ったリサとアンソニーは、この特別なパッチをどうやって飾ろうか楽しく悩んでいます。
(出典・画像:米DAILY TIMES)
素晴らしいです。
こんな出来事は親子にとって一生忘れられない、そしてずっと人生を支えてくれるものになったはずです。
かっこいいですしね。
最敬礼です。
発達障害の少年と母親は助けてくれたあの鉄道警察官に再び会えた
(チャーリー)