- 1. 発達障害の子どもが朝の準備に抵抗したりする場合、どう対処すれば良いですか?
- 2. コロナ禍で学校が不規則になった際、発達障害の子どものストレスや不安を軽減する方法はありますか?
- 3. 発達障害の子どもに適切な支援や活動を提供するために、どのようなサポートを求めるべきでしょうか?
私に向かって飛んきたバッグや水筒、靴を避けながら、私は階段を降りて玄関まで行きます。
泣きそうになってしまいますが、我慢して朝食の準備をします。
そして、冷静になって7歳の娘のレキシーを呼びます。
娘は抵抗して、私の腕をひっかきます。
娘は学校が嫌いで、朝食のテーブルにつくのも、私のことも嫌がります。
これが毎日の私の発達障害の娘の子育てです。
ここイギリスで、再びロックダウンが発表されました。
しかし娘の学校は対象となっていないため、学校に行かせることができることに私は安心しました。
これまでの2回のロックダウンでは休校となり、娘は家で大荒れだったためです。
娘のレキシは集中を続けることが困難です。
読書はとくに苦手で、学校の成績にも苦労しています。
新型コロナウィルスの感染拡大によって、これまで多くの時間、学校に行くことができませんでした。
そのために、娘の成長がどれだけ遅れてしまっているか不安です。
娘が通う学校は素晴らしいサポートをしてくれていますが、現在は時間が限られています。
そのため、娘には十分とはいえません。
新型コロナウィルス感染拡大の前には、娘は素晴らしい放課後クラブにも参加し、乗馬やダンスをしたり、友だちに定期的に会うこともできました。
これらすべてのことがとても、娘の成長に役に立っており、家で私は休息を得ることもできていました。
しかし、こうしたことがなくなると娘のストレスは私たち家族に向かい、どんな行動をするか予測できません。
自閉症の人の多くが不安性もかかえています。
そして、生活の変化は自閉症の人の不安レベルと大きく拡大させます。
娘のレキシーは現在、学校に通うことができています。
誰かがレキシーの部屋にあるものを移動させたりしなければ、娘が家で爆発することもありません。
娘の行動は信じられないほどひどくなることもありますが、常に私はそれは娘のせいではないし、娘は大きな不安をかかえ自分に自信がないことを思いやります。
着る服が違ったりするような変化や、騒音など感覚の刺激が、娘には大きな負担となり問題行動につながることも知っています。
しかし他の親から、
「子どもはみんなそうだよね」
と言われるとそれはつらくなります。
私の娘ほど実際はひどくないでしょう。
私はヨガの講師、作家として働いていますが、今は毎日がとても忙しいです。
今は娘が学校にいる時間が短いためです。夜に仕事の時間をとっています。
放課後や週末には、たくさん工作したり、パンを作ったり、運動したりして娘と一緒の時間を過ごすようにしています。
それはとても重要な練習時間だからです。
娘は誰かの注意を必要とし、サポートなしでは何でも集中するのに苦労しているからです。
その結果、私にも負担はかかります。
一年中偏頭痛に悩まされていて、胃炎も発症してしまいました。
学校は、現在できる限りのことをしてくれています。
しかし、他のサポートの方法がないものかと考えています。
今は新型コロナウィルスによって、多くの人にとってたいへんな時間です。
それを考えれば、私は健康で仕事もできているので幸せです。
しかし、特別支援を必要とする子どもたちは今、すこし取り残されてしまっているように感じます。
(出典・画像:英 THE SUN)
今は多くの人にとって難しい時期です。
もうしばらくがんばりましょう。
(チャーリー)