- 自閉症がある人でもクリエイティブな仕事をすることは可能ですか?
- 自閉症の人が専門技能を学ぶためのプログラムはありますか?
- 自閉症の人が働くことに関して社会はどのようなサポートを提供していますか?
デジタルアニメーションの一瞬、一瞬のシーンが何時間もディスプレイの前に座って作られています。
「それは想像力を発揮させてくれます。
自分の物語を創るのが大好きです」
そう、「デジタル・アーツ・フォー・オーティズム」の卒業生のシャイアン・カーは言います。
カーがアニメーションを創るという夢を実現するのに、自閉症は妨げになりませんでした。
「私はこのキャラクターの足を上下させることができます。
歩かせたり、踊らせたりすることができます」
そう、コンピュータで実演してくれます。
カーは、自閉症の人のために提供されているプログラムを通じて、これらの技術を身に着けました。
このプログラムのオーナーであるグラディス・ウェストは自閉症の成人についてこう語ります。
「私たちは、Photoshop、InDesign、Illustratorの使い方を教えています。
そして、これはさまざまな分野で他の仕事をすることにも役立ちます」
自閉症と診断された人が仕事、独立した生活、地域社会の統合を見つけるのを助けるプログラムである「オーティズム・シフト」のCEOであるビッキー・ウェストラはこう言います。
「私たちは、自閉症の人たちの失業率が約90パーセント程度だと知っています」
また、社会は労働力として自閉症の人たちを見過ごすべきではないと言います。
「自閉症を持つ人の多くは、ユニークな才能とユニークな能力を持っています。
彼らは特定の分野で素晴らしい能力を持っており、そして強い情熱を持っています」
「デジタル・アーツ・フォー・オーティズム」の主催者は、12ヶ月間のプログラムがキャリアへの道だけでなく、自閉症の人たちのスタートを助ける、出発点になることを願っています。
「私たちは、彼らの永遠の創造性と、絵を描く原動力となるものへの情熱を引き出したいのです」
それらの特徴はシャイアン・カーにも現れているでしょう。
「創造性と忍耐力が最も重要です。
私はそれを教わりました。何をするべきかを助けられました」
現在は、新型コロナウィルス感染拡大のために、12ヶ月間のプログラムはリモートで行われています。
(出典・画像:米NEWS13)
興味をもったことを追求し、それで収入を得ることができるようになっていく。
そんな支援になれば最高ですね。
(チャーリー)