- 発達障害や自閉症でもYouTubeのチャンネルを始めることはできますか?
- 子どもの自信を高めるためにどんな活動を提案すれば良いですか?
- 自閉症と診断された子どもがどのようにして自己肯定感を持つことができるでしょうか?
ミゲル・フィゲロアは娘にYouTubeのチャンネルを始めることを提案しました。
そして、そのときの娘の反応にショックを受けました。
「私は発達障害だから無理。
自閉症だから無理。
そう言ったんです」
ミゲルは、娘のイリアナに自分が楽しむための動画を作るように勧めました。
地下室にスーパーヒーローの道具やコミック本を飾って2017年から「トイ・クエスト101」というポップカルチャー関連のレビュー動画を始めました。
「最初は、私は自閉症を持っているので、怖いと思っていました。
そして、パパと一緒に始めて、いまでは一緒に楽しんでいます」
そう13歳になったイリアナは言います。
2人のYouTubeのチャンネルの登録者は10万人を超え、YouTubeから銀の盾も贈られています。
これまでに、X-Men: The Animated Seriesの脚本家など、ポップカルチャーの有名人へのインタビュー動画も公開しています。
「子どもたちが私たちの動画を見ているときには、自分がイリアナの立場になっているはずです。
娘のしていることを見て、自分にもこんなんことができるんだと、子どもたちが思ってくれるといいな」
そう父親のミゲルは言います。
イリアナは発達障害である自閉症と診断されたことを、障害ではなく、一つの能力だと考えています。
そしてその考えからこうアドバイスします。
「ありのままの自分でいいんです。
そのまま進んで行ってください。
そうすれば、夢を実現できます。幸せが手に入ります」
親子でYouTubeを始めて大成功。
素晴らしい、うらやましい、です。
(チャーリー)