- 発達障害の子どもと一緒に外食する際に役立つアドバイスは何ですか?
- 周囲の人々が発達障害の子どもを助けるためにできることはありますか?
- 発達障害の子どもとその家族が安心して過ごせる場所をどう見つければいいですか?
重度の発達障害の女の子がいる家族が、ヒーローと称えるウェイトレスさんがいます。
家族の人生を変えるほど素晴らしいことをしてくれました。
ファーラ・クレシには、8歳の娘のアフィヤがいます。
レストランのような人混みが多いところに行くのはとてもむずかしいことでした。
多くの人は、アフィヤのことを理解することはありません。
彼女が難しい状況になると、顔を見ていやなことを小声で言われたりします。
31歳のファーラには、11歳の娘のフェイザと夫のサルマンもいます。
ファーラは、発達障害の子と暮らしていくためのコツというFacebookページを開設しています。
発達障害の子どもをもつ家族に向けて。また、そうではない人たちにも発達障害について知ってもらうためです。
最近の投稿はピザハットのウェイトレスについて書いたものでした。
それは、ニュースにも取り上げられて、1000以上のいいね!がついています。
ファーラはこう書いています。
「この人がヒーローのコートニーさんです。ピザハットで働いています。
数ヶ月前にそこへ行ったときです。
娘のアフィヤがコートニーの手を握りました。
そのため、私は、アフィヤが発達障害であることを話しました。
その時から、コートニーは必ず私たちの世話をしてくれるようになりました。
いつ行っても、彼女はしてくれます。
毎日、たくさんのお客さんを相手にしているのに、彼女は私たちをずっと気にかけてくれます。
コートニーは、私たち家族のヒーローです。
私たち家族がかかえている難しいことを理解してくれています。
発達障害の子どもを外に連れて行くのは、とても簡単なことではありません。
しかし、それはしなければならない大事なことなのです。
経験をさせなければ、私たちの子どもはレストランやスーパーへ行くことを学べないのです。
これは、私たちの子どもにとって学ぶことが必要で、正しくできるようになる必要がある生活の基本スキルなのです。
あなたも、そういった子どもたちが持っている困難なことを理解して、助けてくれるようなことをしてくれたら、子どもはずっと笑顔でいるかもしれませんよ。」
ファーラは、特別支援学校で補助教員として働いています。
ほんのちょっとした心配りでも、発達障害の子どもの人生を大きく変えることがあると言います。
「スーパーやお店で並ぶ時がひとつの例です。
発達障害の子は、どうして待たなければならないのかがわかりません。
とても、それはストレスがたまることです。
なので、それを理解してよけてくれたり、新しいレジを開けてくれたりすると、とても助かります。
そのようなちょっとしたことが、信じられないほど大きな違いになるのです。」
ピザハットでまだ見習いとして働いているコートニーはこう言います。
「障害をもつ方の家族のお客様はあまりいません。
なので、ファーラの家族のような方たちが、外へ出てきた時にかかえる困難を知りました。
何も特別なことをしたとは思っていません。
ただ少し、その困難を変えることができたのであれば、とてもうれしいです!」
(出典・画像:英Mirror)
あなたがいるなら、子どもを連れて行きたいですが、
むしろ一人でも行きたいです!
スーパーヒーローのキャプテン・アメリカを支えている方々もいます。こちら。
キャプテン・アメリカとアベンジャーズを支える才能
(チャーリー)