- 発達障害のある子の世話に時間を取られた結果、きょうだいへの関心が薄れてしまうことはあるのか?
- 発達障害のきょうだいを持つことで、その兄弟姉妹はどのように成長するのか?
- 発達障害のある子を育てる中で、他のきょうだいへの愛情をどう伝えるべきか?
私と同じように、発達障害の子のきょうだいについて、心配になるときがあるかもしれません。
私には発達障害の子の上に3人の兄弟がいます。
さきほど兄に電話をして、発達障害をかかえる弟がパニックを起こすことなく髪を切ることができたことを伝えたら、本当に喜んでくれました。
しかし、その兄の最近の様子も尋ねず、どれだけ誇りに思っているかも伝えるのを忘れてしまいました。
私は発達障害の弟にばかり気を取られてしまって、兄たちのことを忘れてしまうことがあります。
ほとんど毎日、私は限界になってしまっています。
兄たちが成長してきた頃とは比べものにならないくらい、毎日たくさんのことがあります。
兄たちにとっては簡単であったことを、発達障害の弟ができるように、私は一生懸命に手伝っています。
弟は兄たちよりも私を必要としています。
そのために兄たちに構うことが少なくなってしまっています。
私は兄たちが生まれたときのことはよく憶えています。
赤ちゃんの頃は1日中ずっと一緒でした。
その後、少し大きくなると、たくさん散らかる長い一日を一緒に過ごしました。
積み木をしたり、人形で遊んだり、物を投げたり。
そして、急速にいろいろなことを学び始めました。
私も教えるのに必至になりました。
学校に通うようになると、またまたすごく成長をし始めました。
私もさらに忙しくなりました。
3人の息子たちの宿題を手伝いました。
サッカーの練習やダンスのレッスンにも連れていきました。
夕食のときには3人の息子たちだけでなく、さらにそれぞれ3人の友だちを連れてきました。
玄関にはスニーカーが山積みになっていました。
発達障害の弟が生まれたのは、兄たちがもう大人になりかけていた頃です。
赤ちゃんの頃の弟は、兄たちと変わりありませんでした。
しかし、少し大きくなると兄たちとは違ってきました。
弟はコミュニケーションをとることがうまくできず、いつも不満をかかえていました。
いつもとは違うことが起きると、パニックを起こしました。
食事やおむつの交換、毎日の当たり前のことが大変でした。
私たち家族全員が疲れるようになりました。
弟は3歳のときに、発達障害と診断されました。
その後は、通院に時間の多くを費やしました。
時間はかかりましたが、成長した今では、生き生きとしている面白い子になりました。
しかし、まだかかえる困難は多くあります。
弟にはまだ、たくさんの私の時間がかかります。兄たちをみる時間は諦めてもらうこともあります。
それは不公平なことです。
しかし、発達障害の弟をもつ兄たちとして、その経験からより素晴らしい人になっているとも思います。
弟は兄たちを見ると、顔が明るくなります。
まるで、自分のところにスーパーヒーローがやってきたみたいに。
弟が兄たちから離れなくなることを見れば、兄たちもよくわかっているでしょう。
弟は兄たちがプレゼントを持ってきたときには、本当に大喜びしています。
弟の無邪気さは、私たちが責任をもって付き合うに値する価値を十分にもっていることを教えてくれます。
3人の兄たちへ、
あなたたちは、発達障害の子のきょうだいではなく、みんな同じく私の子どもたちであることを忘れないでください。
私はみんなに平等に時間をもつことができていませんが、みんな同じく心から愛しています。
(出典:米Scary Mommy)(画像:Pixabay)
私もそうです。
発達障害のうちの子もきょうだいも、もちろんまったく同じに大事で変わりありません。
そして、うちの子のきょうだいも小さな頃からすごく理解してくれています。
本当にありがとう。
(チャーリー)