- 岩壁クライミングは発達障害の子どもたちにどんな影響を与えるの?
- クライミングを通じて子どもたちはどんな成長を遂げるの?
- 発達障害のある子どもたちにとって、登山やクライミングはなぜ重要なの?
12歳のアンバーにとって、岩壁を1インチ1インチ登ることが大きな喜びになっています。
「見て、あなたはとてもうまくやっているよ」
そう、クライミングコーチのイザベラ・カーターが励ましてくれます。
17歳のカーターはアンバーの最大の応援者です。
二人は発達障害の子どもたちにクライミングを教えるオーティズム・クライムを通じて知り合いました。
カーターはもう数年間、ボランティアとして協力しています。
オーティズム・クライムの創設者であるイーシャ・ワグナーは、発達障害の子どもたちは素晴らしいクライマーになれるといいます。
新型コロナウィルス感染拡大のために、ワグナーとカーターは移動式のクライミングウォールを子どもたちのために持ってきました。
ワグナーはこう言います。
「この壁があれば、すべての人のところへ訪問はできないにせよ、私たちはあなたたちのことを忘れていないメッセージを送れます」
カーターは子どもたちと特別な絆を共有しています。
彼女の7歳の弟、キャメロンも発達障害です。
彼らの特別なニーズに対処するための方法や理解をキャメロンからカーターは教えられています。
発達障害のキャメロンの成長も創設者のワグナーは見てきました。
苦労しながら壁を登りきり、頂上に立って鐘を鳴らしたときの感動を忘れられることはありません。
「それは本当に感動しました。
弟は長い間、がんばってきました。
頂上にたどり着くと本当に喜んでいました」
そう姉のカーターも言います。
「弟の目が輝いていました。
自分にもできるんだ!と自信を持った瞬間を見ました。
それは本当に素晴らしい瞬間でした」
(出典・画像:米THE DEMBER CHANNEL)
こんな大きなものを自宅にまで持ってこれるのはさすがアメリカという感じです。
安全であれば、手足や体全体を動かし、大きな達成感を得られるだろうクライミングは本当に良いものでしょう。
うちの子も、もう少し簡単、低ければ楽しめるかもしれません。
(チャーリー)