- 騒がしい場所でのパニックを抑える方法はあるのか?
- 発達障害の子どもを持つ親が、助けを求めることは適切なのか?
- 発達障害の子どもに対応するお店や店員に期待することは過大なのか?
母親はイギリスの靴のブランド、クラークス社へのお礼を書きました。
クラークスのショップの店員さんが、彼のやりかたで、騒がしい店の中で発達障害の息子を落ち着かせてくれたからです。
二人の子どもをもつ29歳の母親、ジェム・ソルターは、6歳の息子のリバーが学校で履く新しい靴が必要で、夫のティムとクラークスのアウトレットストアへ買いに来ました。
しかし、2歳になる頃に発達障害と診断された息子のリバーは、うるさくて騒がしくてまぶしい、多くの人がいる場所では、パニックになりそうでした。
クラークスのショップに来た時には、パニック状態になっていました。
母親はなんとか落ち着かせようと、助けを求めました。
彼女のFacebookにはこう書いてあります。
店員のアラン・ダニエルに感謝をしています。
彼は、騒がしい状況ではどうにもならないことを知ってくれていて、他のスタッフに説明をして、騒がしさや人を避けられるように、ためらうことなく息子をスタッフルームに入れてくれました。
そしてそのドアには「お静かにしてください。」という表示までしてくれました。
その後も彼は、神経質な息子によくつきあってくれました。
たくさんの靴を何度も試着させてくれました。
新しい靴を買えただけでありません。
店員のアランは、母親のジェムにはお店の電話番号を伝えて、リバーに誕生日のお祝いカードをくれる約束をしてくれました。
その時には、静かな、お店が開く時間の前にお越しくださいと。
「発達障害の子どもにも対応が素晴らしい!
クラークスのショップには感謝しています。
店員のアラン・ダニエルさん本当にありがとう。」
この投稿には、27万の「いいね!」がついて、2万4千のシェアがされています。
他の母親もアランに感謝をこめてこう書いています。
「アランは、私の娘の学校の靴を選ぶときにも、助けてくれました。
娘はダウン症で、何を聞いても「はい」としか言いません。例え、試しに履いた靴がきつくても。
なので、試着が本当に面倒であるにもかかわらず、アランはずっとつきあってくれました。
ちょうどよいのがみつかるまで、何度も試して。
そして、ちょうどよいのを買うことができました。
本当に素晴らしい店員さんです。そして信頼できるお店です。」
しばらくして、クラークス社がジェムの投稿を感謝する返信をしました。
アランもシンプルなコメントをしています。
「親切なお言葉をありがとうございます。皆さんにこのようなサービスを行うことができるとうれしいです。」
(出典・画像:英METRO)
神店員です。
お客さんだけでなく、クラークス社にとっても、素晴らしい方です。
こういう、うれしい対応とそれをしてくださった方が、多くの方にわかるようになって、いい時代になったと思います。
ますます、素晴らしい行為と素晴らしい人も増えるはずです。
自分もそうありたいですね。
組織全体で素晴らしい対応をされているところもあります。
自閉症の方向けにイギリスのスーパーがはじめたこと
(チャーリー)