- 発達障害や自閉症を持つ人がバルーンアートで何をしているのか?
- バルーンアートを学び始めてから、その人はどのように変わったのか?
- バルーンアートのビジネスはその人のフルタイムの仕事になっているのか?
米ニュージャージー州の発達障害の青年が、コロナウイルスの世界的流行の中で最前線で働く人たちにバルーンアートで感謝を示しています。
エディー・リンはスーパーで働く人、郵便配達の人などの献身的な仕事への感謝の証を風船で作っています。
地元のスーパーのマネージャーである親友の母には、ありがとうと言いながら風船で作ったショッピングカートを贈りました。
先日は、風船で郵便配達員と郵便のトラックも作りました。
ある人から父親へのプレゼントをお願いしたいと依頼があったためです。
エディーは2014年からバルーンアートを学んでいました。
趣味だったものが仕事にまでなっています。
学び始めてからエディーは変わりました。
風船の色にこだわり、色を変えたり、言われたとおりのかたちにしか作りませんでしたが、今では依頼主の注文にあわせて柔軟に対応することができます。
母親のジェニーはこう言います。
「昔は、医師やセラピストに与えられたものを組み立てるだけでした。
それは実際には何も作り出してはいませんでした」
エディの弟が手伝い、誕生日パーティーなどでエディーはバルーンアートを提供します。
エディの姉はマーケティングとソーシャルメディアでエディの活動を助けています。
母親のジェニーも父親もエディーのバルーンアートのビジネスを手伝っています。
バルーンアートのビジネスはエディのフルタイムの仕事にはまだなっていません。
エディは地元の図書館でアルバイトをし、学校でもボランティア活動をしています。
しかし、パンデミックにより、それらの仕事が一時的にできなくなり、バルーンアートの時間が多くとれるようになりました。
ジェニーは近くにある子ども病院とも連絡をとり、エディのバルーンアートの提供提案をしている最中です。
「風船は多くの人を喜ばせて、幸せにしてくれるんです」
(出典・画像:米nj.com Facebook)
好きなことを追求し、プロといえるまでになって人を喜ばせるようになる。
本当にすばらしいことだと思います。
そして、今それに元気づけられる人も少なくないでしょう。
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(チャーリー)