- 遊び場所が発達障害を持つ子どもたちにとってどれだけ重要なのか?
- 新しい遊び場が子どもたちにどのような影響を与えるのか?
- 発達支援施設はどのような支援を提供しているのか?
遊び場所は子どもにとっては食事と同じように重要です。
ブルーグラス発達障害者センターは、子どもたちがどこかへ行ってしまうことがないようにしたいと考えていました。
そこで、専用の遊び場を作りました。
5歳のチェイス・クローフォードはとても活発な男の子です。
「チェイス(日本語で追跡)という名前は、息子に発達障害があることを知る前にもちろんつけたのですが、
本当にぴったりの名前をつけたと思います。」と母親のシャノン・クローフォードは言います。
走り回っているのを見ると、有り余っているエネルギーを爆発させているようです。
「息子は話すことができません。いつも絵と写真でコミュニケーションをとっています。
この遊び場は、息子が自分を表現できる場所にもなるかもしれません。」
この遊び場は、ブルーグラス発達障害者センターに新たにできました。
チェイスもこのセンターがひとりひとりサポートを行っている50人の子どもの一人です。
当初は教会の地下室で、小さなグループから始まったものが、年々大きくなって子どもたちが増え、障害と診断される子どもたちも増えてきました。それがブルーグラス発達障害者センターの始まりです。
この新しい遊び場は子どもたちにあわせて設計されています。
ゴムで出来た地面は、バランスをとるのが難しい子どもを助けるためです。
揺れる器具は安全に遊べるようにするためです。
その他の器具も、感覚や、まわりとのやりとりなど発達障害の子どもが困難をかかえることを養うようにできています。
このような療育の方法は、生きていくうえで必要となる、子どもたちの可能性を引き出すものです。
「息子もここに来るようになってから、素晴らしい時を過ごせるようになりました。」シャノンが言います。
ブルーグラス発達障害者センターは、寄附により成り立つ非営利団体です。
この新しい遊び場はドリーム基金やその他多くの団体からの支援により作ることができました。
この遊び場が出来てから、親や先生たちは、子どもたちの大きな変化を見ています。
「子どもたちにとって療育になるのは最低条件。ここに来れば、子どもたちが楽しんで、外に出て遊べるようにまでなります。」とブルーグラス発達障害者センターのエグゼクティブ・プロデューサーのポール・キシラーは言います。
(出典・画像:米WDRB)
楽しそうです。子どもの笑顔がたくさんみることができそうです。子どもの笑顔を見ると本当にうれしくなります。宝です。
その上、いろいろなことができるとなったら行かなければ。
とはいっても、ここはアメリカ。
近くにもこういうところがあったらいいのになと思います。
発達支援の先生が作った、こういう屋内施設もありましたね。
特別支援が必要な子どもたちへの安全なジム
(チャーリー)