- 車内での予期せぬ行動やパニックを起こしたとき、周囲の人々にそれが発達障害によるものであることをどう伝えるか?
- 発達障害を持つ人が緊急事態に遭遇したとき、効果的なサポートを受けるためには何が必要か?
- 発達障害を持つ人が自分のコミュニケーションや状況を伝えることが難しい場合、その人が安全で快適に過ごすための工夫は何が考えられるか?
米マサチューセッツ州、ノーフォーク郡の保安官が、緊急時にその人が発達障害をかかえていることがわかるシートベルトのカバーを配布し始めました。
布製のカバーには「自閉症です」と「救助の際に抵抗するかもしれません」と印刷されています。
無料で配布されています。
ケイティ・ケイン・リーチには22歳の自閉症の娘がいます。
これまで、施設へ行く途中にパニックにあったことが2回あります。
「娘を車に乗せて運転しているときは、いつも心配になります。
車内を蹴り始めたり、叫んだりしないかと」
そうケインはいいます。
保安官のジェリー・マクダーモットはこう言います。
「高速道路を運転中に、息子さんが車から出ていこうとしたとあるお母さんは言っていました」
保安官のジェリーが、シートベルトのカバーを思いつきました。
「私たちは、自閉症をかかえていることを知って、それに応じて敬意をもって役割を話す必要があります」
自閉症法執行連合会がデザインを手伝いました。
1000個作成し、28の警察署で配りましたがすぐになくなってしまいました。
自閉症の支援団体が、アメリカ全土で今後これを配ろうと考えています。
自閉症の娘をかかえるケイン・リーチはこう言います。
「彼がしていることは保安官の仕事を超えています」
(出典・画像:米WHDN)
自分で自分のことを伝えられない場合には、まずそれを最初に知ってもらうことが最重要です。
うちの子の通学のリュックサックには「ヘルプカード」をつけています。
バッグなどは別に置いて座っていること多い自宅の車での移動時には、これはたしかに良いでしょうね。
発達障害の息子を助けてくれた消防士は発達障害の子の父だった
(チャーリー)