- 障害をもつ若者が雇用される場所では、どのような環境が提供されているのだろうか?
- 障害を持つ人たちにとって、働くことの意義や喜びとは何だろうか?
- 障害を持つ人たちが作る製品やサービスを利用することで、どんな意味や影響が生まれるのだろうか?
お気に入りのシリアルやスナックを食べても、どんな人たちがどんな思いで作っているのかは考えることはないでしょう。
ある地元のグラノーラを作る会社は、そんな思いがすべての原動力となっています。
ジョナサン・ドニンはグラノーラを作るだけではありません。
愛も広めていると言っていいかもしれません。
「みんなグラノーラが大好きです。
みんなとても気に入っていて、それが私に誇りと幸せを感じさせてくれます。
僕は一生懸命働きます」
そうジョナサンは言います。
ジョナサンは、ラブ・マイケルのチームの一員です。
ラブ・マイケルは発達障害の若者たちを雇用し、グラノーラ作りを通じて、トレーニングする機会ともなっています。
ここで働く若者のほとんどが、初めてここで働く経験をしています。
ラブ・マイケルは、医師であるリサ・リブラトール博士が6年前に設立した非営利団体です。
発達障害の自閉症の息子のマイケルの名をとりました。
リサは、息子のような発達障害の人たちに有意義な雇用と訓練となる機会を提供したかったといいます。
「息子にやりたいことが見つからなかったら、
学校を卒業したあと、仕事をすることができないことは明らかでした」
最初は、マイケルは家族とともに家で働いていました。
今では小さな支店で12人の若者と一緒に仕事をしています。
ラブ・マイケルではオリジナルとモカの2種類のグラノーラを製造販売しています。
そして美味しさだけでなく、生活できる賃金と生活できるスキルを提供しているのです。
(出典・画像:米SPECTRUM NEWS)
グラノーラ、結構好きです。おいしそうです。
みんなが大好きになってくれるものを作る。
すごく楽しく、いろいろ本当に学べる機会になっているでしょうね。
発達障害で知的障害の青年は大好きな激辛ホットソースで起業
(チャーリー)