- 偏見を持っていることに気づかないのはなぜか?
- 発達障害の人が無意識の偏見をどのように受け止めているのか?
- 無意識の偏見をなくす方法はあるのか?
人は無意識のうちに偏見をもってしまうものです。
それは、みんなそうです。
あなたは自分がもっていることに気づいていないだけでしょう。
そして、発達障害の自閉症の人はそんな無意識な偏見をいつも受けて対処しているのです。
発達障害の私たちが直面している無意識な偏見の一つが、人種によって診断が変わることです。
最近の報告では白人の子どもは、黒人の子どもよりも約19パーセント、ヒスパニックの子どもよりも65パーセントも高く自閉症と診断される可能性が高くなっています。
そして、白人ではない人たちは反抗挑戦性障害と診断される可能性が高くなっています。
この偏りは、社会が修正する必要があるものであり、偏見として片付けて済ませられるものではもうありません。
無意識の偏見に関わる私の経験は、能力についての判断に関わるものです。
多くの人は自閉症の人は知的障害もかかえていると誤って考えています。
私がふつうに話しをしても。
しかし、私は自閉症のことについて話し出すと、甲高い声で子どもっぽくなってしまいます。
そうすると、私と話すのをやめて、私と一緒に来ている人に話しかけるようになります。
私を一番支えてくれる人でさえ、無意識の偏見をもっています。
私の素晴らしいパートナーでさえも、もっているのがわかりました。
最近、社会的なルールについて意見の相違がありました。
私が正しいと信じることを拒否しました。
その理由は私が自閉症であるからかと聞くと、パートナーはしばらく考えてから、そうだと言いました。
自閉症でない私のパートナーのような人たちは、社会的ルールに関してもっとも良く知っているのです。
なので、自閉症である私はそうでないと考えます。
こうしたけんかはこれまでに何回かしています。とてもイライラします。
私のパートナーも私の気持ちを知り、理解しようと取り組んでくれています。
無意識の偏見をなくす方法があるのかはわかりません。
正直、それは出てしまうのものだと思います。
私にもそれは起きていると思うからです。
私はそれを改善しようとはしています。
そうした考えをもった自分を否定してしまうのではなく、それが起きるのを捉えることを学ばなければなりません。
これを読んで、すべての人が自分は他人をどう見て、どう判断しているのか少し考えてくれればと願っています。
ステレオタイプな偏見にあなたの考えを支配されないようにしてください。
自閉症の人たちは違うだけなのだと知ってください。
自閉症の私たちも、それぞれ能力やかかえている困難は違います。
私たちと交流するときには、心を開いてください。
(出典:米The MIGHTY)(画像:Pixabay)
無意識の偏見。
誰にでもあるのだろうと思います。
まずそれを認め、改められる自分でありたいですね。
あなたは発達障害だから注文はキャンセル。返金してください
(チャーリー)