子どもが発達障害である自閉症と診断されることは、多くの親は恐ろしいことだと思いでしょう。
どうすればいいかわからないでしょう。
そう思う親のすべてが満足できる完璧な回答は存在しませんが、自閉症の子どもとの生活はまったく恐れるものではありません。
アメリカでは、300万人以上の人たちが自閉症と診断されています。
あなたの子どもが自閉症と診断をされたとき、知っておいてほしいことがいくつかあります。
■ 診断されたことに不安になりすぎないでください
すぐに結論を出そうとせずに時間をかけて考えてください。
疑問をもって、いろいろな情報を得て学んでください。
深呼吸をして、幸せなことを考えてください。
■ できる限り学びましょう
あなたの子どものためにできる最善のことは、自閉症とは何か、それが子どもにどう影響を与えるのかを理解することです。
可能な限り学んでください。
医療機関や専門機関に相談し、自閉症であることが世界の終わりではないことをわかってください。
自閉症について知識のない親が多くいます。
自閉症を理解することで、回避する必要のある共通の特性などがあることがわかります。
あなたの子どもに適切な対応や療育ができるようになります。
■ 運動機能の問題に対して
自閉症の子どもは、一般的に運動機能にも問題をかかえています。
体の大きな動き、手や目の調整などの細かな動き、どちらにもです。
それらを改善させるためには、しんぼう強く、子どもたちができるよう十分な時間をもってあげてください。
■ 感覚による問題を理解する
自閉症の子どもの多くが、腕をバタバタさせたり、体を動かしたりなどの反復運動を行います。
それは感覚への刺激を得ようとするものです。
自閉症のない子どもでも、鉛筆の先を噛んだり、貧乏ゆすりをしたりするでしょう。
しかし、自閉症の子どもの反復行動は破滅的なほどになることがあります。
そのために、適切な方法でそれを制御するのに役立つ作業療法などの利用を検討してください。
■ ひとりで考え過ぎないでください
自閉症と診断されたことは、あなたの精神的な健康に大きな影響を与える可能性があります。
自分をいじめないようにする必要があります。
子どもが自閉症にならないために、あなたにできたことは何もありません。
他の人から嫌な目で見られたり、失礼なことを言われても、考え込まないでください。
同じ道を歩いた親たちを見つけてください。
例えばネットでもそうした親のグループが見つけられるはずです。サポートを求めてください。
■ 一緒に外に出かけてください
自閉症の子どもは行動が予測できないことがあり、また苦手な状況を避けるためにも外に連れ出さないほうがいいいと思うこともあるでしょう。
しかし、買い物など日常生活でのお出かけに連れていくことで、子どもが周囲の環境に慣れていくことができます。
■ 自閉症の子どもたちはユニークな方法で創造的になります
自閉症の子どもは素晴らしい才能を発揮する可能性があります。
そして、親切で創造的です。
まわりの人がそれを知らなくても、親のあなたは子どもを愚か者と考えては決していけません。
あなたの自閉症の子どもは、他の子どもよりも劣っているわけではありません。
世界にいる最も成功した人たちの中には、自閉症の傾向を示している人が少なくありません。
■病気など他の健康状態を気にしてください
自閉症は病気ではありません。
そして、多くの自閉症の子どもたちは他の健康上の問題をかかえていることが多くあります。
見落とさないようにしてください。
うつ病や不安症、睡眠障害をかかえることが多くあります。
そうした場合にはすぐに専門家に連絡をとってください。
子どものために、親のあなたは少なくともそばにいてあげてください。
子どもの素晴らしい瞬間を見れば、子どもをますます大好きになるはずです。
子どもにすべての愛を与えてください。
(出典:米moms)(画像:Pixabay)
他の子どもと変わりません。大好きになりますよ。
また、いろいろ慣れます。大丈夫です。
自閉症の息子について、今まで私が言われた奇妙なこと嫌なこと
(チャーリー)